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閉鎖と誕生~VOL・9~

コニャニャチハ久しぶりの登場のNBS講師参段ちゃんですcat。う~ん・・・ご無沙汰です。

昨日は神戸で素晴らしいカクテルコンペを観戦させて頂き大変勉強になりましたface02・・・今日はちょっと難しめの?モルトのお勉強をしたいなぁなんて思いますface06

なんやかんやで講義が長~い間無かったわけですが・・・ネタを探しながら記事を書く時間を作って閉校の危機は何とか免れておりますcaticon10

さて長々前置きをしている暇は無いので?早速2009年最初の講義を開始したいと思いますcaticon23

初歩の初歩をお伝えするのがNBS(猫バーテンダースクール)の使命なのですが・・・ちょっと初歩過ぎるので?今回は特別講義としてビギナーの方には今回の講義はちょっと難しいかも知れませんのでご了承の程よろしくお願い致しますcaticon10

ウイスキーは勿論、蒸留所にて造られております・・・スコッチウイスキーで言うならスコットランドのモルトウイスキーの蒸留所はおよそ120余り存在しております・・・が・・・1980年代のウイスキー不況等でかなりの数の蒸留所が閉鎖に追い込まれましたcat

1900年代の近代的な歴史で言うと・・・いずれもグレーンウイスキー蒸留所(※)に併設されていたモルトウイスキー蒸留所の1975年のレディーバーン(※カーヴァン)、キンクレイス(※ストラスグレイド)、1977年のベンウィヴィス(※インバーゴードン)から始まり・・・1983年にはポートエレンやブローラ等一気に11の蒸留所が閉鎖に追い込まれ、90年になってもローズバンクを初めとして5つの蒸留所が閉鎖され、2005年のインペリアルに至るまで数えただけでも27の蒸留所が閉鎖に追い込まれておりますcat

不況や生産過剰、その他の事情等で閉鎖に追い込まれてしまった蒸留所の中の多くは設備を撤廃し再開の可能性の無い所が多いと思われますcat

そんなモルトファンには悲しい出来事の中にあっても新しい蒸留所が出来るという嬉しいニュースもありますface02

商品化されている物としては1990年に創業したハイランドに位置するスペイサイド蒸留所、1996年に創業したアラン島のアイル・オブ・アラン蒸留所、2005年に創業したアイラ島のキルホーマン蒸留所(※スピリッツとして)等をはじめ、世界最北の北緯59度に位置するオークニー諸島のハイランドパーク蒸留所よりさらに北の北緯60度に位置するシェットランド諸島に建設される計画のブラックウッド・ディスティラーズ社のブラックウッド蒸留所、最近、キルケランというブランドでリリースされたキャンベルタウンに位置するグレンガイル蒸留所、ローランド地区のレディバンク・ディスティラーズ社のレディバンク蒸留所、独立資本で農家のダフトミル・ファームを営むカスバード家が建設したダフトミル蒸留所、タリスカー蒸留所があるスカイ島にはプラバン・ナ・リンネ社のプラバン・ナ・リンネ蒸留所、はたまた熟成させていないからウイスキーとは言えないですが、ハイランドの外れのロス州にあるという不思議なロッホ・ユー蒸留所等・・・が新たに産声を上げる?上げた?というニュースもアナウンスされてモルトファンとしては今後の期待が高まるばかりですcat

また“BRICS”と呼ばれる新興国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカなど)でのウイスキー需要の急増を予期して大手企業が原酒の生産に乗り出しているというニュースもあったりにわかにウイスキー需要の熱が高まってきていると思いますcat

ウイスキーを造るのは蒸留所icon25・・・不況等で閉鎖してしまった蒸留所もあれば、新たに産声を上げる蒸留所もありますpiyo・・・本場スコットランドをはじめ、五大ウイスキー生産国に加えワインで言うならニューワールド?のように、え?こんなところで!というようなインドやミャンマー、南アフリカ等でもウイスキーは造られているようですcask

という様な事ですので皆様もしっかりとウイスキーを飲んでウイスキー熱を盛り上げて・・・キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン♪

はい開店時間が迫っているので本日は以上ですcat。では今宵も良いお酒をmalt

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