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生粋のモルトバー

 Bar.come

 行きかう車に気をつけながら小走りでcomemas様の所を目指した。段々と近づいて来た!声を掛けようと歩み寄ると「!?」あら・・中へ入っていっちゃった・・(笑)

 追いかけるように店内に入り「あのぉ入っていいですか?」と僕。するとcomemas様は「おぉ~!毎度!」今までずっと来たいと思っていたが、時間が無くてその機会に恵まれないままだった。心の中で「やった~!!やっとドットカムに来れたぞ~!よっしゃあ珍しいボトルをしこたま飲むぞ!」と誓った。

 喜び勇んで早速バックバーを見渡すと・・・知らないボトルだらけ・・(笑)オーダーしようにも何を頼んでいいのかわからない。まずは落ち着く為に喉を潤そうと軽い物を考えた。せっかくモルトバーに来ているのだから「とりビー」ならぬ「とりハイ」をオーダー。そして出てきました!「タプローズのハイボール!」う~ん。うまい!やっぱり樽から出てくると雰囲気があっていいなぁ!樽からタンブラーに注いで作る過程も見ていてすごくいい感じ!しかもタプローズは看板商品で500円!!うぉ~安い旨い早い(笑)40ℓの樽が8ヶ月位で無くなるとの事。樽から出るウイスキーがムード抜群で味も最高に旨い!それは人気が出なくちゃおかしいですよね!

 落ち着きを取り戻して喉の渇きも潤った。さぁ飲む姿勢は整った。さぁ知らへんモルトをぎょうさん飲みまっせ!と意気込んでは見たものの・・・やっぱり知らないボトルばかり・・・(苦笑)何をオーダーして良いのかわからない・・・とりあえずcomemas様にお勧めを聞いてみよう。「あのぉ何かお勧めのモルトってありますか?」と言うと、あれよあれよとバックバーから矢継ぎ早にボトルが出てくるわ出てくるわ・・・入店時は綺麗さっぱりしていたカウンターの上があっという間に・・・

 こんな状況になってしまいました・・・(笑)
 
 「いやいやcomemasさんいくらお勧め言うたかてこんだけ飲んだら死んでまいますやんか(笑)」とにかく美味しいモルトが羅列してあると言う。その品揃えとこだわりには圧倒された!まずは手始めに穏やかなモルトからお勧めをお伺いしながら飲み進めていった。マガジンライブのマスタークラスで学んだばかりのベンリアックありますか?と言うと「!」5種類もある(喜)スペイサイドでもほぼアイラに近いピーテッドモルトと甘い香りのノンピートの両方があってとても興味を持った銘柄。それが年数毎にある!さすがドットカムだなぁと感心していると、モーレンジがこんなにも!

 モーレンジもカスクって結構あるんだなぁ10年カスクもある!カスクと言えば「マネージャーチョイス」位しか思いつかなかった・・だめだ・・・勉強不足過ぎる・・・もっと頑張らねば!

 その他色々とお伺いしながらお勧めを飲んでいった。もう今は入手困難、グレンドロナックの15年(うまい!飲めないと思っていたが飲めた!しかも最後のワンショットおまけしてもらった(喜)ボウモアの40年!!(ハーフで頂いたのだがう~ん!なんじゃこりゃ!?こんな旨いモルトあっていいのか!)、キングスバリーのザ・セレクションのミルトンダフ(アイラ以外の若いモルトもうまい!)ソサエティのグレンロッキー(試飲会でも壮絶な人気で、飲みそびれていたのでラッキー(喜)etc勉強させてもらう為に質問しまくった。その他色々見せて頂いた。シグナトリー、ダンカンテイラー、同ピアレスコレクション、何かラベルが綺麗な物(笑)etcそうすると最後にはカウンターがボトルだらけになった。本当に色々なボトルを見せて頂きめっちゃ勉強になりました!別に飲まないのにひやかしで聞いてたんじゃないですよ(笑)それとザ・セレクションのモートラック。しかしこれはサンプルとして飲ませて頂いた。comemas様はこの味は自身の品揃えのコンセプトにそぐわない為お客様から料金は頂けないとおっしゃり料金は頂いていないと言う。勿論個人の嗜好の問題だから料金を取っても良いと普通は思う。けれどもcomemas様は自身のこだわり貫いている。さすが頑固一徹のこだわり!とても有意義な時間を過ごせた。ドットカムに来て良かった! 

                                                                大阪は十三 Bar.come  生粋のモルトバーである

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