今日はバキッと!こんばんわぁ~♪バーテンダーズハイな猫バー技術部研究室長の参段です。う~ん・・・ハイテンション。
そんな土曜日はトーモアから幕開けしてカクテルをほとんど作らずモルト率90%の猫バーの一日でしたが・・・本日はカクテルの日になりそうな予感?!
そんな猫バーにカクテルを普及させようと奮闘しているtamaちゃんはスコットランド旅行記を年内に完結させる為に頑張っています。そんな忙しいtamaちゃんに代わり本日もオススメカクテルの記事を参段ちゃんが代行致します。
先日大反響を頂いたtamaちゃんのオススメカクテル”ジャックローズ”ですが・・・猫バー渾身の?シリーズ第二弾は”グラスホッパー”です。
その緑の色合いからバッタの意味を持つネーミングで知られる”グラスホッパー”というカクテルですが、これはグリーンミントリキュールとホワイトカカオリキュールと生クリームを1:1:1の分量でシェイクする甘いデザートカクテルです。モルトを飲んだ後の〆の一杯や食後酒として飲むには最適な甘いショートドリンクです。
それを美味しくお出しする為に文献を読んだりしながら色々と調べて少し前から研究しておりました。
基本のレシピだと生クリームを使っている為に普通のショートドリンクより長くシェイクしなくてはいけません・・・基本通り作ってみても美味しいのですがどことなく水っぽくなってしまいサラッとしています。う~ん・・・もっとデザートっぽいもっちり感が欲しい・・・カクテルバー等多くのバーでは先に生クリームだけを立てておいてから作るという所が多いみたいです。う~ん・・・もっちり。
それから色々と調べながら試作に試作を繰り返しました・・・甘過ぎるのが苦手な方の為に分量を変えたりしましたが失敗・・・フレッシュミントを加えて潰したり潰さなかったりしてみると甘さは抑えられました・・・しかしやっぱり僕は甘いデザートっぽくしたい・・・フレッシュミントを使うとショートドリンクだとどうしても苦味がダイレクトに伝わってしまう・・・もっともっちり感が出せるグラスホッパーにするには・・・う~ん・・・う~ん。
お菓子も作るアンティークさんに相談・・・もっちり感を出し素早く作るにはどうしたら?・・・なるほど酸味を加えたらいいんですか!・・・ほんでそうすると水分となんちゃらチーズの脂肪とが分離されて?・・・生クリームに水分が入ったら立ちにくくなるんですか?・・・〇△×□・・・ ・・・ ・・・。う~ん・・・なるほど・・・とりあえずは理解しました。
それを早速、tamaちゃんに教えようと話したら・・・「私は洋菓子屋で働いていた事があるので知っていました!」まぁ~じっすか?う~ん・・・ならば話が早い?・・・気持ち悪くなる位飲み過ぎて完成。そのレシピは・・・
基本レシピは、グリーンミントリキュール20ml、ホワイトカカオリキュール20ml、生クリーム20ml・・・以上の材料をシェイカーに入れて充分にシェイクして完成というカクテルですが・・・
猫バーは・・・・グリーンミントリキュール30ml、ホワイトカカオリキュール30ml、生クリーム30mlの材料を
1・先に生クリームにレモンジュースを1tsp程加えてハンドタイプのカプチーノミキサーでしっかりと立てます
※リキュールの水分を加える前にクリームだけを立てます。生クリームにレモンジュースの酸味を加えるとあっという間に立ちます。ケーキ屋さんや洋菓子屋さんはこのようにしているらしいです。
2・その立てた生クリームにグリーンミントリキュールとホワイトカカオリキュールを加えて再びカプチーノミキサーで一気に混ぜます。
※そうするともっちり感のある液体に変身しています。しかし凝固し過ぎた脂肪分が淵に若干残ってしまいます。
3・その材料を凝固し過ぎている脂肪分を取り除く為に茶漉しで濾しながらシェイカーに入れます
※基本の分量を10mlずつ多くしているのは濾した時に失われる量を加味しているからです。
4・シェイカーに予め用意している角を取って締めておいた大き目の氷を入れて水っぽくならないように極力氷にダメージを与えないように手首のスナップを利かせながら優しく素早く一気に混ぜながら冷やします。
※材料はほぼ混ざっているのでここでのシェイクは混ぜるという目的よりも素早く冷やし滑らかにする為で生クリームを混ぜる為の長いシェイクしなくても済みます。
5・シェイクをした材料をチルドしたカクテルグラスに注ぐと渾身の?グラスホッパーが完成します。
もっちりとしていて美味しいですねぇ・・・〆に甘いカクテルをデザート代わりに飲むなら最高のカクテルです。
猫バーがお届けする渾身の?グラスホッパーはtamaちゃんと猫バー技術部がオススメする美味しいデザートカクテルです。
#日々の出来事