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最高にエキサイティングな仕事

今日は遅めにコンバンハ・・・貧乏暇無し猫マスターですう~ん・・・具現化

という事で貧乏暇無しを具現化している猫マスターですがここで猫マスターの仕事観的四方山話を・・・

私は今まで色々と転職を繰り返した末に天職であると思う下町モルト猫バーの店長を生業としております

猫マスターを始めてからまだ五年余りしか経っていませんが齢三十路も半ばを超えて恥ずかしながらこれでも今まで一番長く続いた仕事なんです

今まで幾多の仕事をする中で自問自答を繰り返し辿り着いたこの猫マスターという仕事は勤務時間は長いわ休みは少ないわ儲からないわで待遇は決して良くありませんがこれほど面白い仕事は他にありません

趣味に費やす時間とかお金とかの話になっても仕事が趣味みたいなものなので猫バーのバーカウンターに立っているだけで・・・それだけでそれ以外はそんなに望む事もありません

こんな場所にバーがあるとは決して思えない大阪下町の商店街の怪しい以外何とも形容しがたい古めかしく入りにくい一軒のバーがある・・・

うらぶれた雰囲気であったとしても決してロマンティックな雰囲気ではない・・・

迷バーテンダーであったとしても決して名バーテンダーでない・・・

二流であったとしても決して一流ではない・・・

それでも夜な夜な猫バーに集う人々・・・

学生さんから勤め人、自営業者、医者、弁護士、社長、バーテンダー、料理人etc

老いも若きも男も女も・・・

皆、それぞれ背負うものがありいろんな立場で生きている・・・

普段接する機会が無いような人や自分の知らない世界の事や・・・

そのお話を聞かせて頂いたり悩みを聞いたりする事もある・・・

どんな立場の人もカウンターに横一列並んで飲んでいれば皆、同じ一人の人間。

繁華街の一等地にある有名な一流バーも場末の名も無い二流バーでもそれは同じ。

そこにはそれぞれの喜怒哀楽があり、時には抱腹絶倒、時には九腸寸断・・・

バーテンダーの仕事は一見華やかに見えるかも知れないけれど実はとても地味な仕事であり、基本的には毎日淡々と同じ事の繰り返しなのだけれど決して一日たりとも同じ日はない。

どこのバーでもそうだと思うが店の歴史は一冊の本に日々の出来事は漫画にでもなりそうな位いろんな事が起こる。

平坦な道でなく凹凸が激しい道だからこそなおさら・・・

猫マスターの生業についてサラッと書くつもりが長くなっちまったぜ

以上、最高にエキサイティングな仕事をさせて頂いてありがとうございますというお話でした

#日々の出来事

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