こんにちは。
1本1本とシッカリ向き合いたいので、テイスティングは1日1本と決めている大介です。
ただし、余程の渋滞を起こしてしまった場合は、その限りではありません。
・・・起これ、渋滞!!
さて、本日も新着モルトの紹介となります。
GM RESERVE LABEL カリラ(2200円)
以下は信濃屋さんのリリース文となります。
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約2年ぶりとなる同社からのプライベートボトリング第3弾は
弊社スピリッツバイヤーの北梶がスコットランドの同社オフィスを訪れ、
生産者と共に厳選を交渉の末に実現した1樽。
選ばれたのは需給ギャップも激しく、
完全な原酒不足となっているアイラモルト。
元来、安定した生産量を誇り、抜群の信頼感がある蒸留所ながら、
近年、著しくボトラーリリースが減ったと言っても過言ではない
カリラ原酒の1樽を譲り受けることができました。
同社のカリラボトリングは毎回人気となり、日本市場向けボトルなど、
アナウンスの度に完売が相次いでいるところ。
また、そのヴィンテージは注目すべき2005年の蒸留となっております。
数少ないニューリリースは今や2000年代原酒が主流となっているカリラ。
同社からのリリースもその流れを受けていますが、
老舗の選定眼に選ばれたショートエイジングの品質は安定した信頼を得てきており、
プロフェッショナルバーテンダーから一般の飲み手のみなさままで幅広く
支持を集めています。
今回はそうした安定した評価のスペックから更に貴重となる
シェリー樽熟成の原酒を確保。
カリラの原酒の多くがプレーンなタイプのカスクとなるなかで、
同社でも貴重な1樽を特別に用意してもらうことができました。
同様のスペックでは近年も高い評価を受けるボトルが
輩出されてきており、今回もその期待を裏切らない1本となります。
その仕上がりはトレンドのショートエイジングスタイルでありながらも
カリラ×シェリーカスクの恩恵が絶妙に体現された1本。
『老舗が育んだショートエイジングの1つの完成系の味わいと
その高いコストパフォーマンスをぜひご堪能下さい!』
—Tasting Note —
【香り】甘いオーク、海辺のBBQ、泥炭の煙、
漁網、奥から海藻、バンドエイド、メスカル、鉛筆の香り。
【味わい】口に含むと、レモン水、青リンゴ、キウイフルーツ、
塩水、ロブスター、牡蠣のスモーク、ビターチョコレートの心地良い甘さ。
【フィニッシュ】フィニッシュは、焚き火、燃えさし、コーヒーの出し殻、
オールスパイス、ジンジャーのスパイスと共にあたたかく、長く続く。
【コメント】約11年熟成にも関わらず、圧倒的な飲み応えと熟成感は
ショートエイジングの1つの完成系とも言える原酒、ハイクオリティな1本!
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー 北梶)
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以上となります。
個人的に、アイラ✖シェリーカスクの組み合せにめっぽう弱いうえ、
安定の信濃屋さんによる樽チョイス。
いやが上にも期待感は高まります!!
ということで、猫マスターが在庫チェックをしている隙に
こっそり飲んでみました!!
最初に甘い砂糖菓子の香り。その後、セメダイン、煙、青リンゴ。
微かに黄桃も香るような気がします。全体的にはメロウで優しいピート感です。
口に含んですぐに強めのアルコールのアタックがあり、
直後に海草、青草、キウイ、スイカの皮、チョコレート、黒蜜、昆布の出汁などが
同時多発的に口内のあちこちに出現するような印象です。
フィニッシュはスパイシー。濃いジンジャーエールを飲んだ時の喉のピリピリ感。
以上です。
飲みごたえたっぷり、満足感たっぷりのグッドウイスキーでした。
さすがは信濃屋さん!!
皆さまも、ぜひ猫バーにてご賞味くださいませ!
#新入荷ボトル