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★思い出の一杯・・・7(有楽町)

今日はトニーさんに続き私のモルト人生に影響を与えたお店、薬剤師さんのブログでもおなじみのキャンベルタウンロッホでの思い出です。

元はといえばトニーさんでモルトの大半を勉強していましたが、そこでもよく名前を聞いていたのが、キャンベルタウンさんです。有楽町という立地なので、非常に近いのですがなかなかいくチャンスも無く、結構躊躇した挙句にあの細い階段を下りたことをよく覚えています。

階段をおりて引き戸をガラガラっとあけると、そこは ”It”s a small whisky world” が広がっていました。所狭しと並べられたモルト。モルト。 思わずはいった瞬間から頬が緩むのがわかりました。そしてなんで早く来なかったのかという後悔もしながら、私自身にとってステップアップの路を歩み始めたのです。

キャンベルさんでいただいたボトルは無数になって何が一番って選ぶのは全部の写真を見返さないと思い出せません。とは言えそんな時間もないので、とりあえず衝撃を与えた一本はこれです。

サマローリのBouquet Ord 1962 でしょうか、これは周年の時のイベントに出たボトルです。今までであったサマローリの中でもずっと飲みたいと思ってたので、やっと出会った~~~っという思い出の一杯。やっぱりサマローリは偉大ですよね。

キャンベルさんに通い始めてから、今まではオフィシャル中心に集めていたのが一気にボトラーズ物に転換。 
やはりカスクの妙に取り付かれたようにどんどんモルトの深淵にはまっていく自分がありました。もちろんオフィシャルはそれなりにビンテージの変化、シリーズの違いがありますが、やはりボトラー物の、一期一会の世界、これもまた病みつきになっていました。

最初の頃は、皆詳しい人が沢山いるなかで、なんて私は知識が少ないんだろうって思って控えめにいましたが、気がついてみるとそちら側のメンバーになっていたようです。
やっぱり好きなものに対する勉強って知らず知らずしちゃうもんなんですね(笑)

キャンベルのNさんに色々と教えてもらいながらいつの間にかマニアックな人間ができあがっていました。最初は座りにくかったいすも今ではすっかり馴染み、あの狭い空間にいないと落ち着かなくなってきました。

そして、一番はNさんという方、それもやはり人を落ち着かせるに足る人格をもった方だったから長続きしているのでしょう。いくらいいお酒があっても感じ悪かったらまた行こうって思わないですもんね。

今、Nさんは休暇?出張?でスコットランドのアイラフェスに行っています。きっと今年もお土産ボトルを抱えて帰ってくるのでしょう。楽しみだな~~~
早く帰ってこーーーい(笑)。

そういえば今年のアイラフェスはこんな感じのラインナップがでてる見たいですね。

Ardbeg ‘Supernova SN2010’ (60.1%, OB, 2010)
Caol Ila 1999/2010 (61.9%, OB, Feis Ile 2010, cask #305646)
Bruichladdich 2004/2010 ”Islay Barley” (57.5%, OB, Laddie Festival, Kentra Farm, fresh sherry butt, 1060 bottles)
Lagavulin NAS 2010 (52.5%, OB Only available at the distillery, 6000 bottles)
Lagavulin 1994/2010 (52.7%, OB for Feis Isle 2010, European Oak ex-Sherry Cask, 528 bottles)
Laphroaig 10yo (58.3%, OB, Batch002,January 2010)
Laphroaig “This MASTER edition of CÀIRDEAS

この他にアードベックのシングルカスク、ブナそしてボウモアなどなどがあるはずですがまだ詳細が分からないですね。

うーん楽しみ楽しみ♪ 去年のカリラみたいにいいボトルがあるといいなぁ ラガのシェリーカスクに期待が膨らみます。

#The Bar

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