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【SHINANOYA UKレポートvol.5&新着ニュースvol.78】アラン蒸留所に行ってきました♪

お世話になっております。
SHINANOYA NET SHOP 管理人のやぎゅーです。
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夕方のブログは好評頂いております、

【スコットランド生ニュース】

【vol.5】

今回訪問したのは、
大西洋に浮かぶ
アラン島に位置する
アイルオブアラン蒸留所。

目下、創業から18年が経過し、
世界市場で注目を集める
ホットスポットです。

(先にお伝えしておきますが、
今回はかなりの”大作”となりますので
閲覧の際はご注意下さいませ♪)

それでは参りましょう。

まずは蒸留所までの
途中のご紹介。

一行はキャンベルタウンから
海路アラン島入り。

島までは約1時間弱の
船旅となります。

そして海上もスコットランド。
海面こそ荒れないまでも、
雲行きは急速に変わります。


島に近づくもこの景色。
日本なら欠航になりそうな気もしますが、
やはり現地。何事もなく到着です。

降り立った一行。
港から蒸留所に向かうのですが、
アイランズらしい案内標識。
シンプルです。

たった一言・・・

そして道中ではこんな
スコットランドらしい原風景も見かけます。

港から車で30分弱
そろそろ蒸留所が見えてきました。

今回、一行を案内してくれたのが
ブランドマネージャーのルイーサさんと
蒸留所マネージャーのジェームスさん

まずは正面の
大きなビジターセンターでご挨拶。


他の蒸留所に比べても
かなり現代的に整備されており、
訪問者への配慮を感じます。

そこでまず一行が探し求めた、、、
見つけたのがこちら。
世界各国のブランドアンバサダー。

2006年そのメンバーとして
日本から唯一選ばれたのが、
弊社のもうひとりのバイヤーK。

信濃屋直輸入チーム
(田地商店)でハードリカーを軸に
活躍している”菊さん”でした。

そんな身内ネタに興奮を覚えつつ、
お二人の案内で稼働中の所内への
スペシャルツアーに出発です。

※もちろん一般リストにはない特別ガイドです。

例に倣い、
製造工程を追います。
まずはモルトミルから。

近年、その生産量を
18.5万L→50万L!!と
倍増以上に伸ばしたアラン。

屋外ではウェアハウス兼ラボ的な
建物も急ピッチで増築していました。

そして破砕が終わった麦を追って
マッシュタンへ。
見学コースも整備されており、
手作り感もある見ごたえのある場内です。

さらに進むとウォッシュバック。
こちらも増産体制のため
もともとの倍となる6基体制。

いよいよスティルルームへ

この日は稼働日につき、
もちろんスティルも新たな
スピリッツを創造中。

特別に中を見せて頂きました。

この液体たちが
3年後・10年後・ウン10年後に
ボトルから注がれることを
想像するといつも
なんだか感慨深いものを感じます。

さておき。
次はウェアハウスへの
移動の道すがら、
敷地内の”水源地”も
見せていただくことが出来ました。


水源では”茶色”を
期待してしまいますが
やっぱり普通に無色透明。

そして、いよいよカスクの眠る
ウェアハウス内部に潜入します♪

こちらはなかなかお目にかからない
カスクの計量。
こんな計り一家に一台いかがですか?

また、アランのユニークな点としては
カスクのヘッドをヴィンテージで
カラーリングして管理している
こともありました。

いっぱい集まると結構カラフル♪

しかしながら、
増産が進む中でもともとの

カスク情報を重視するため、
現在ではカラーリングは
休止しているそうです。

またユニークな点としては
そのラックの構成。
通常だと隙間なくびっちりと
並べ詰めるイメージですが、
アランのウェアハウスは
ちょっとしたゆとりを持った構造。
ひょっとするとこうした工夫も
熟成に微妙で大きな変化を
与えているのかもしれません。

ここで活躍するのが
カスク専用のフォーク。
世界でも少ないであろう!?
ウェアハウス専用モデルですw

ジェームスさんの計らいもあり、
ウェアハウスで直接樽からの
テイスティング。
これ、蒸留所ならではの
醍醐味の一つでもあります。


一同絶賛のオークニーベア品種の原酒。
アランこだわりの品種はもちろんのこと、
創業から約10年期、
2004ヴィンテージの完成度に
今後要注目です!!!
(※今のところ製品化の予定は不明です。
あしからず。)

もちろんこのあとは
通常のサンプリングもこの通り。

そしてヒト仕事のあとは
島で造られているビールと一緒にランチ。
(こちらは同蒸留所産ではありません。)

食後は併設のショップを見学。
ここでバイヤーKが見つけたのが
蒸留所でしかお目にかかれない
”バリンチ”
最近では各蒸留所の
バリンチから多くの当たりが
発掘されており、
現地を訪問した際には
是非試してみたいものです。

詰め上がったのがこちら。

ラベルの”アラナック”は
ゲール語の”アラン島民”
この後、ボトリングナンバーごとに
オーナーリストにエントリーされるそうです。

そして、いよいよお別れの時間。
再会と互いの健闘を祈った記念撮影で
訪問は終了です。

アイラが難局に差し掛かる今、
ポストアイラを目指す島酒があれば、
自らのスタイルを貫き、
世界市場からの支持を集める
蒸留所もあります。

後からの情報では、
ウォッシュバックに続き、
ポットスティルも増設の計画が
あるとも耳にしました。

来年、いよいよ創業20年。
今後のアランには
ぜひ注目しておきたいところです。
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そして、”大作”に最後まで
お付き合い頂いたみなさまへの
ささやかな御礼!?

ここからは、
【新着入荷】
のご紹介♪

ちょっとご紹介が
遅れてしまいましたが、
今回訪問したアランからの
特別なボトルのご紹介。

アランカスク、
カスクオーナー用1樽から
ボトリングされたプライベートボトル。

こちらはアランだけにとどまらず
ウイスキーすべてをこよなく愛する
カスクオーナー様から
ご提供頂いたボトルにつき、
もちろん市中には出回らない
【信濃屋独占販売】となるボトル。

その中身は
ラベルに記載はありませんが、
2005年12月12日蒸留、
2013年12月12日瓶詰
という丸8年もの。

年間生産量のわずか数%しか
生み出されないピーテッドタイプです。

ARRAN
PEATED ARRAN
[2005] 8yo #110

香り:軽快なピート、りんごや洋なしのフルーティな香り。
味:口に含むと、麦芽糖、オートミール、蜂蜜、シトラス、ややバニラ。
フィニッシュ:フィニッシュはドライマティイーニ、
ホワイトペッパーとドライでスパイシーに変化し長く続きます。
(Tasted by 弊社スピリッツバイヤー 北梶)
—————
また、”アランつながり”
ということでもう1本。

こちらはボトラーからの1本。
選んだのは、
尊敬する大先輩、

モリソン&マッカイの
重鎮 ケニー・マッカイ氏。

ボトリングは1996ヴィンテージという
蒸留所創業2年目の
今となっては大変貴重な原酒から。

同社最高峰レンジの
セレブレーション・オブ・ザ・カスクでの
注目のニューリリースです!

CELEBRATION
OF THE CASK
ARRAN [1996] 17yo
HOGSHEAD

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夕方のブログはここまで。

それでは前半戦の
みなさまの”酔い”夜をお祈りして。
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