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【SHINANOYA  限定商品リリース予告】PUB 摩幌美 40周年記念オリジナルボトル第二弾 2本同時リリース!

お世話になっております。
SHINANOYA NET SHOP
兼 バイヤーの(あ)こと秋本です。
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本日の夕刻ブログは
【限定商品リリース予告
でお送りします!
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今回のご紹介は特別なご厚意でご提供頂いた2本をご紹介。
先日12月10日に40周年を迎えたばかり、
松本に拠する、モルト老舗名店「摩幌美」様の記念ボトルのご案内です。

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【ご注意】
こちらは、ボトル画像がページへのリンクになっております。★

12月14日(金)
12:00(正午)より

予約サイトオープンとなります。
上記時刻まではサイトは
ご覧頂けませんのでご注意下さい。

*Pls click photo of bottle in lower part to enter to site.
These sites will open at tomorrow noon.
12/21(金)発売予定!
*実店舗でのご予約も承っております。

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※大変 申し訳ないのですが、
 ご予約リリースにつきまして、
 当店に事前にお問い合わせや

 ご予約依頼を頂いても
 承ることはできませんので
 併せてご了承下さい。

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長野は城下町「松本」に拠する
モルトの老舗名店 【PUB摩幌美】


住所:長野県松本市中央1-13-1 1F
TEL:0263-36-3799
営業時間:19:30-24:00
定休日:不定休


国内のモルトファンはもとより、
海外からの来訪者も多く訪れる老舗名店です。
スコットランドの禁煙に伴い、2006年より店内全面禁煙*


摩幌美 酋長の愛称で親しまれている
オーナーの"Teimei" Horiuchi氏(右)・Akiko 氏(左)


最新のモルトシーンで取り上げられる新しいニューリリースから、
日本支部設立当初から親交の深いSMWSのボトル
レジェンダリーなオールド秘蔵ストックまで
幅の広い豊富なラインナップを所有しています。


”酋長”の愛称で慕われる、オーナーの堀内氏は、
WHISKY MAGAZINE LIVE IN TOKYOの初期の頃より運営に携わり、
著名な海外のウイスキー業界人との親交を元に、
彼らを日本に招聘することに成功。

黎明期の日本のウイスキー業界に
大きく貢献した人物の一人です。


SMWSチェアーマン:Mr. Phillip Hills氏     Mr. Michael Jackson(The Whisky Chaser)

Mr. Andrew Symington & Mr. Richard Paterson Mr. Jim McEwan(Bruichladdich Distillery Ltd.)
(Edradour/Signatory Vintage Co.Ltd.      
Whyte and Macay Ltd. )

また、昔日より何度もスコットランドへ足を運び、
フィールドワークを行ってきた経験から
世界的に有名な*ロストディスティラリーの有識者としての活動も、
海外では広く知られています。

*ロストディスティラリーとは、
500年以上のスコットランドの歴史の中で盛衰し姿を消していった、
記録に残っているものだけで約760か所あるといわれている
今は無き「失われた蒸留所」のこと。

現在その姿を残しているものはごく僅かで、
多くは農家や住宅の名称として今に伝えられています。

スコットランド各地に点在していた今は無き「失われた蒸留所」
それらを堀内氏自らの足で訪れ、
その跡地をリサーチをしてきた探訪し、記録している第一人者でもあります。

↓堀内氏のロストディスティラリーの運営サイト
◆ロストディスティラリー THE LOST DISTILLERIES OF SCOTLAND

 


そんな堀内氏自身が、摩幌美40周年記念ボトルとして厳選 &
同時二樽リリースしたスコッチウイスキーをご紹介致します!

今回の樽の供給元であるのが、
英国王室御用達を持つ、老舗酒商「BERRY BRO. & RUDD社」
BBR社が摩幌美の為に特別に用意した
洗練された英国ライクな原酒から堀内氏が二樽を厳選!

BBR ベリー・ブラザーズ&ラッド社(Berry Bros.& Rudd)は、
1698年創業の英国最古のワイン・スピリッツ商で、
300年以上にわたりロンドンのセント・ジェームス街3番地で営業を続けています。
1903年にエドワード7世により英国御用達を賜り、
現在はエリザベス女王とチャールズ皇太子からそれぞれ御用達指定を受けています。

堀内氏とBBR社は、共通の友人を通じて接点があり、
そういった良縁から、今回のボトリングにもつながりました。


Mr.Doug Mclvor
(Berry Bros&Rudd Spirits Manager)

&Mr.John Milroy

ラベルは、38周年記念ボトルでリリースした
オーナーズカスクの「ポートシャーロット」から続く、
人気の「For FRIENDS」ラベルでのボトリングで、
このラベルは、今回の摩幌美40周年でのボトリングで、完結予定

記念ボトル第二弾・二種類の樽についても
それぞれ今回のアニバーサリーに向けた、特別仕様ラベルとなっております。

アードモアは、紅の特別なクリスマスラベル。
年の瀬に向かう、寒い冬が迫りゆく頃、気の知れた友人たちや家族と囲む幸せな時間。
アードモア原酒にもつながる、暖炉の火を連想とさせるようなデザイン。

スペイサイドは、ロイヤルブルーをイメージ。
王室が使えるロイヤルブルーを示唆する、青が基調のカラーになっており、
今回樽を供給する元となった、
王室御用達の英国・老舗酒商 BERRY BROS. & RUDD社へのオマージュと
リスペクトを表現しています。

 


堀内酋長がBBRの特別なストックから選んだ記念すべき二つのカスク。

そこには、ロストディスティラリーの第一人者である
堀内氏だからこそのこだわりが隠れた、
正統派のスコッチのチョイスになっています。

知って飲むと、よりおいしい選定エピソードも添えさせて頂きました。
少々、文量多めですが、よろしかったら読んでみてくださいね。


ARDMORE [1996] 21yo
for MAHOROBI 40th Birthday
Hogshead#149016

◆TASTING COMMENT◆
桃、夕張メロンに、
フェノリックなピートスモークのアロマが繊細に香る。
味わいは白桃、洋梨にホワイトペッパーのスパイス。
余韻に残るひね香がオールドボトルのような趣を与えている。
この年代のアードモアとしては稀有で印象に残る1本。

TASTED BY TEIMEI HORIUCHI, MAHOROBI

~より美味しく飲めるエピソード・トーク~◆ARDMOREを選んだ由縁

東ハイランド ARDMORE蒸留所。
骨ばった野太いボディと、ピートを焚きこんだ麦芽による仕込みを行っていることでも有名。
当時の名残である線路もまだ蒸留所の裏には残っており、かつての栄光を偲ばせます。

_________________________

ARDMORE。ゲール語で「大きな丘」を意味する言葉です。

かつて、スコットランドにはこの名前が付いた蒸留所が二つありました。
モルト好きでも、このことを知っている人は決して多くはありません。

一つは、東ハイランド、アードモア蒸留所。
現在、アードモア蒸留所として知られている蒸留所です。

もう一つは、アイラ島。
現在のラガヴーリン蒸留所(1816年設立)敷地内にかつて存在していた、
今は存在しない蒸留所、ロストディスティラリーです。


1817年、ラガヴーリン蒸留所の中に、もう一つのウイスキー蒸留所である、
ARDMORE 蒸留所が設立されました。(別名ラガヴーリン2と呼ばれる)
一時期、ラガヴーリン蒸留所には、
ラガヴーリン1とラガヴーリン2が存在することになります。

1835年にアードモア蒸留所が閉鎖。
1836年には当時の経営者であった、John Johnstonが死去します。
翌年1837年に、それまでのラガブーリン1、2それぞれの二つの蒸留所を統合し、
現在のラガヴーリン蒸留所の原型へと収束します。

そしてこの物語は、かの伝説のモルトウイスキー、モルトミル蒸留所にも関係していきます。

モルトミルは、ケン・ローチ氏の【天使のわけまえ】という映画の中でも
幻のウイスキーの一つとして、紹介されるウイスキーです。

1908年には、不眠不休のピーターとして有名なPeter Mackieによって、
(スクリューキャップの発明者としても知られる)
かつてアードモア蒸留所だった部分に
モルト・ミル蒸留所を建設します。
しかしこれも、1960年には閉鎖されることにはなるのですが…。

かつてのレストレス・ピーターの生きた鼓動が聞こえるかのような
クラシックスタイルのアードモア原酒。
中熟原酒は、近年リリースの若い原酒の仕上がりとは一線を画します。
ホワイトホースさながら、オールドボトルを彷彿とさせる存在感のあるハイランドピートが、
過ぎ往く時間を思慕するように、寄り添いながら流れていきます。

ロストディスティラーの世界的な有識者としての一面も持つ、
酋長 堀内氏だからこそのこだわりが随所からあふれ出てくるような、
スコットランド愛に溢れた一本。

 



SPEYSIDE [1996] 21yo
for MAHOROBI 40th Birthday
Hogshead#801

◆TASTING COMMENT◆

りんご、梨などの果樹園にきりっとしたレモングラスのアロマ。
味はリコリスのコクのある甘みに爽やかなミントで、
かすかな土っぽさが奥行きを与えている。
加水するとホイップクリームの柔らかな甘さが浮き上がる。

TASTED BY TEIMEI HORIUCHI , MAHOROBI

~より美味しく飲めるエピソード・トーク~◆SPEYSIDEを選んだ由縁~

SPEYSIDE蒸留所。
かつての蒸留所の名前とロッホサイドの蒸留器をを受け継ぐ、一つの夢の跡地。
独立系資本でしたが2013年にHarvey's of Edinburgh International社に買収。
水車の美しい蒸留所です。

_________________________

SPEYSIDE。
現在のスペイサイド蒸留所をハイランド地方に属することもある程に、
スペイサイドの奥地で、ひっそりと静やかに慎ましく、ウイスキーを造り続けています。
インバネスから40マイルほど南下するとKingussieという町がある。
スペイサイド蒸留所はこの町の北にある。


かつて、現在の蒸留所のすぐそばに同名の蒸留所があった。
ロストディスティラリーである。
1893年、George Grant氏によって設立されたが、
操業は1895年Speyside Distillery Co.Ltd.により始まった。

1911年に閉鎖。現在敷地は住宅地や駐車場となっている。
当時の事務所の建物が残っていて住宅として使われている。
この蒸留所を区別して「old Drumguish distillery」と呼ぶ場合もある。


その向かいに、George Christie氏によって、
1962年、モルトウイスキー蒸留所として、
現在のSPEYSIDE蒸留所の建設計画がおこるが、
完成する1987年まで、約30年間の時間がかかった。
そして、1990年に初めて、待望の第一回目の蒸留が開始された。

George Christie氏にとって、
30年越しのニューメイクの味はいったいどんな味だったのか、
とても想像もできない。

非常に小さい蒸留所で、使用している各一基のスチルは、
同じく閉鎖蒸留所でロストディスティラリーである
「LOCHSIDE」の蒸留器を、
小さな仕様に改造してリユースしているものだという。

時折、スペイサイド蒸留所の原酒で
桃っぽい味わいが出ているものがあるが、
ロッホサイドのフルーツ感が隔世遺伝のようで、面白いと思う。

ロストディスティラーの世界的な有識者としての一面も持つ、
酋長 堀内氏だからこそのダブルミーニング。
こだわりが随所からあふれ出てくるような、スコットランド愛に溢れたウイスキー。

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それでは今回のブログはここまで。

みなさまの"良い"一日をお祈りして♪
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