いつもお世話になっております。
SHINANOYA NET SHOP
ネット店見習いの(あ)です。
現地での蒸留所訪問記、第5回目です。
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本日のナイトブログは
【スコットランド出張レポート&おすすめ商品紹介♪】
の第5段!
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弊社が毎年実施している
スコットランドバイイング出張。
昨年2017年は10月末~11月に実施。
各生産者を直接訪れ、
テイスティングはもちろん
実際の現場での情報交換や視察など
多彩なコンテンツ満載の10日間となりました。
今回は、出張の移動中に見学させていただいた蒸留所より、
ベンネヴィス蒸留所をお届けいたします!
ドーノック キャッスルホテルでのウイスキーイベント(こちらの模様はいずれ…)
に参加した我々は、その後、キャンベルタウンのあるキンタイヤ半島までの長い移動を開始。
西ハイランドは古い港町 「オーバン」 を目指します。
今回も写真がメインの投稿となりますが、
美しいスコットランドの風景をお伝えできればと思います。
もちろん!
今回も担当者オススメウイスキーもピックアップしておりますので、
そちらも是非チェックしてみてください!
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[8th visiting : BEN NEVIS DISTILLERY]
ベンネヴィス蒸留所は1825年設立。
スコットランドの蒸留所の中でも公認蒸留所として最も古い蒸留所の一つです。
年間生産量は200万リットル。
1989年より日本のニッカウイスキー社が所有しており、
日本にゆかりのある蒸留所としても知られています。
名前の由来となる英国諸島最高峰「ベンネヴィス」山。標高1345m。
標高こそ日本のアルプスなどの山々と比較すると低いですが、
緯度の関係・独特の岩礫の表情もあって、標高以上の印象・独特の存在感を放つ山でした。
蒸留所のすぐ後ろに聳えるベンネヴィス山。
そんなベンネヴィスと、山がもたらす恩恵に、
どこか見守られながら、ひっそりとウイスキーが造られているように感じました。
ポットスチルは初留・再留がそれぞれ二基ずつ。
床を上げたような台座にスチルが鎮座しているので、
見学の際は、下から見上げるような姿を眺めることが出来ます。
以前一時期、グレーンウイスキーを製造していたことでも知られているベンネヴィス蒸留所。
1955年に導入されたコフィー式のスチルは、1971年に廃止されています。
各所から様々な空樽が、
蒸留所の傍に積み広げられておりました。
雨晴れて、澄んだ空気の中に浮かぶ、
ベンネヴィス蒸留所でした。
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『ベンネヴィス ボトルのご紹介』
さて、そんなベンネヴィス蒸留所から、
今回担当者がピックアップしたのは、こちらのシングルカスク二本!
魅力のあるフルーティーなニュアンスをもつ秀逸なボトルが
近年でも話題となる原酒の多い、ベンネヴィスの1990年代後半原酒
今回はその中でも特に、
秀逸なボトルも輩出されている、鉄板VT 1996ヴィンテージより二本選出致しました。
どちらもフルーティな1996VT原酒の個性を持ちながらも、
タイプの異なる二本ではないかと思います。
是非、お付き合いくださいませ。
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まず最初の一本は、
①エディションスピリッツ ファーストエディション ベンネヴィス [1996] 18年 リフィルホグスヘッドです。
「The First Edition」からリフィルシェリーホグスヘッド熟成原酒
を今回選出致しました。
数多くあるボトラーの中でも、レイン家の持つ原酒に対する
ウイスキー業界での信用は、並々ならぬもので、
多くの高品質なカスクを輩出してきた歴史があります。
そんな老舗ボトラー・ハンターレインの
サブブランドとなるエディションスピリッツ。
元々末子のアンドリュー氏が同社合流前に創業し、
プロデュースしていたブランドで、
現在は兄スコット・レイン氏と共に運営しています。
最近の同ブランドリリースでは、ラフロイグ2001VT、クライゲラヒ1995VT、インチガワー、グレンバーギ1995等
市場の興味を引くであろう好ましいスペック、独自のセンスが伺えるラインナップが多く、
メインストリームのブランドではないものの、
競馬で言うならば、穴場的な面白さをドリンカーに提供してくれるブランドではないでしょうか。
淡い樽での熟成によって、樽の影響を強く受けすぎることなく
ベンネヴィス原酒の持つフルーティーさをストレートに、
存分に堪能できる仕様になってます。
度数も46.5%。穏やかな一面も併せ持った、ソフトな一本です。
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ザ ウェアハウスコレクション ベンネヴィス [1996-2016] 20年 バーボンホグスヘッド#1759 です。
家族経営のインポーターのオリジナルボトル
ザ ウェアハウス コレクションからの一本。
殆どがドイツ国内での消費となるため、
日本での認知度はまだそれほど広くないですが、
安定感のあるボトリングで、中には出色の物に出会えることも
少なくないと感じるブランドの一つです。
バーボンホグスヘッド樽熟成の20年物です。
こちらは実際にテイスティングさせて頂きました。
始まりは、やや硬さを感じる仕上がり。
同ヴィンテージの持つフルーティで華やかな印象とは裏腹に、
しっかりとした麦の風味を讃えた力強さを感じます。
非常にポテンシャルを感じる出来映えで、
開けてから一定の期間を置くことで、
ゆっくりと本来的なベンネヴィスのフルーティーな面が
強いタッチで膨らんでいく育て甲斐のあるモルトだな、という印象を受けました。
言うなれば、非常に”練りのある”ウイスキー。
実際に、開けてから半年程度経た物もテイスティングさせて頂きましたが、
オレンジやピーチゼリーの様な、
ベンネヴィスのフルーティーな要素が開花して、好ましい仕上がり。
麦の豊かさもバランスよく、どことなく、クライヌリッシュの様に感じることもあるかもしれません。
53.0%ながら、力強さを感じさせる、コシのある一本です。
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それでは今回のブログはここまで。
お読み頂きましてありがとうございました。
みなさまの"酔い"夜をお祈りして♪
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最古のボトラー・ケイデンヘッドから
SHINANOYAプライベートボトリング第5弾&第6弾!
175年の歴史、円熟の1樽。
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『BALBLAIR×SHINANOYA 226年の歴史と伝統』
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