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シャトー・シトラン2003他 赤ワイン 

左: シャトー・シトラン[2003]
手頃で美味しいボルドー・ワイン。敷居が高くてフランス・ワインはちょっと・・・と言う方に是非オススメ。

以下「ボルドー第4版 ロバート・パーカー/美術出版社」より抜粋

日本企業による買収から10年(1987年~1997年)で、このシャトーのワインの品質は急上昇した。

この成功にも関わらず、シトランは精力的なジャック・メルローが経営するソシエテ・ベルナール・タイヤンに売却されてしまった。

セラーの修復、新しい所有者の肩入れ、新樽比率の引き上げ、選別をより厳しくしたこと(その結果としてセカンド・ワインを導入した事)、そして総合的な優れた運営によって、最近数年間にわたってすばらしいワインを生み出すようになった。

繊細さと微妙さを持つクラレットを好んでいた人たちは、この派手な力強さには、気をそがれてしまう恐れがある。

それでも、新ヴィンテージは10年まではうまく熟成するだろうし、シトランが以前に生産した、どのワインにもまして著しく興味深く、心地よいワインである。

伝統的で暗い感じのシャトー・シトランの瓶から、新しいデザイナーによる人目を引くラベルのついたラベルに替わった事で、値段がじりじり上がったことも指摘しておこう。

ここはブルジョワ級のシャトーでも最上級の1つで、ワインはしばしば格付けシャトーをしのぐ。

2000年、1996年、1990年、1989年といったヴィンテージは最高級である。

【ブドウ品種】カベルネ・ソービニオン58%、メルロー42%

右: シャトー・カンハ゛リアン[2000]
手軽にボルドー・ワインを体験して頂けるワインを見つけました!『あの第一級格付けシャトー・オー・ブリオン』と同じ、『ぺサック・レオニャン村産』更に…『ボルドーの超優良年2000年!』しかも…『グラスで提供できる価格!!』

ブルーベリーやカシスの果実味と微妙な樽香とうっすらとチョコレートのニュアンス、時間が経つとタバコっぽさも。タンニンは優雅にまとまりはじめて、既に飲み頃です。

以下は酒店の口上。

このワインの産地、ボルドー地方グラーヴ地区ぺサック・レオニャンは、小石交じりの土地が特徴で、ワイン通に好まれる名シャトーが点在する場所。
しかも、まだその熱狂振りが記憶に新しい、ビック・ヴィンテージ2000年は、同じぺサック・レオニャン産の代表的シャトーが『シャトー・オー・ブリオン2000年:98点+』、『シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン2000年:100点満点』と、軒並み高得点をつけた、超優良ヴィンテージなのです。

このシャトー・カンバリアン2000も、ふくよかだけに終わらない、赤や黒の果実味、艶のあるミネラル感、よく溶け込んだきめ細かなタンニン、クラシックなバランスを生み出す酸が、名譲地生まれの風格を醸し出しています。

一級格付けの2000年産などは、まだまだ飲み頃までにはジッと待つ必要がありますが、この一本なら、そんな超優良年の名譲地の味わいを今、満喫して頂けます。

コルクを抜いてから、ジワジワとその美味しさに深みを見せて来ますので、是非ゆっくり時間を掛けて飲んで下さい。

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