Nonjatta
Hibiki 12 to be released first in Europe!
4月18日(土)、スコ文研大阪南支部イベント、『ブレンデッド・ウィスキーの魅力』と題して、サントリーの輿水チーフ・ブレンダーのプレゼンテーションを聴きに、ウィスキーおたく12人で山崎蒸留所を訪問しました。
テーマは先ごろヨーロッパで先行発売された「響12年」がメインでした。
早めの到着後、すぐ有料試飲カウンターへ直行!念願の山崎25年1984を♪↓
セミナーは、「響12年」開発の想いと、コンセプト、試飲、Q&Aという約2時間の構成。詳細は最下段の「続きを読む」をクリックしてください。
・・・輿水さんは、私のまだ短いウィスキー年表の、それでも殆どの期間、サントリー社のチーフ・ブレンダーとしてご活躍なさっていて、私のウィスキー・ライフは輿水さんとともに、と言っても言い過ぎではないような気がしています。
腕を組み、また、片方の手を顎に当てるお馴染みのポーズで、言葉を選んで訥々とウィスキーを語るそのお姿は、ライヴのMCだけでなく、スコ文研奈良支部イベントの山崎セミナーやオーナーズ・カスク試飲会でも印象的でしたね。
・・・3年前の秋頃、周辺のバーが揃ってシガーのサーヴィスを拡充しはじめ、お客様のリクエストもチラホラ増えてきたので、バー・ハヤフネでもサーヴィスしなくてはいけないか?と考えたことがありました。
専門の本を取り寄せて読んだり、数十種のシガーを買って、いろいろなお酒との相性を検討し、保管用のキャビネットやシガー、ハサミや灰皿など周辺の小物などに合計20数万円の予算を採りました。
が、試し煙?(笑)した翌日は必ずと言って良いほど体調が悪い・・・・
吸っている最中は良い感じなのですが、翌日の気分が悪い・・・聞くところによると、煙を肺に入れなくても、口中の粘膜からニコチンやタールを吸収するのだそうです。煙草を止めて10年、体質が変わっていたのかもしれません。
・・・自分が楽しめないものをお客様に薦めて良いものかどうか?思い悩んでいる時に、NHK番組に輿水氏が登場。
・・・番組の最後に、司会の脳科学者に『あなたにとってプロフェッショナルとは何ですか?』と質問された輿水氏、何とお答えになったか覚えていますか?
ご存知の方にはスコ文研大阪南支部限定(本部未認可)ウィスキー・コニサーの資格を授与します(笑)
つづく
セミナーは、13時スタート、まず響12年開発の背景説明から始まりました。
輿水さんが去年の12月にD・ブルームといろいろ話した時、ブレンデッド・ウィスキーの革新は売上げ低迷時にしか行われない、という意見の一致をみたそうです。
日本国内シングルモルトの売上げは微増ですが、ウィスキー全体の売上げは減り続けている、とのこと。
サントリー社でもここ数年はシングルモルトやシングルカスク、そして角の売上げは堅調、しかしブレンデッド・ウィスキーのラインアップに見直しが必要だという判断がなされ、2007年頃からオールド、リザーヴと響17年の中間にラインアップするブレンデッド開発の構想が始まった、とのこと。
なぜ12年か?
ジョニ黒やシーバスなど、各社の中核商品がブレンデッド12年であるのに、サントリー社には無かったこと。バーにブレンデッド12年が並んでいなのは寂しい。また、オールドやリザーヴはバー向けではないし、響17年は気楽に楽しむには単価が高く、どちらかというと違う業態のお店向けの商品である、とのこと。バーでウィスキーを語る人たちにこそ飲んで欲しい、ということで開発されました。
営業・マーケティング部門からは、「響12年」のネーミング使用の要請があったが、ブレンダーとしてのキャリアの集大成として考えておられた輿水さんとしてはイメージが違っていた、ということもあったそうです。
しかしとにかく、輿水さんの全身全霊とサントリー・ウィスキー80年の歴史を賭けた12年ものブレンデッドの開発が始まりました。
香味のコンセプトへつづく
#スコッチ文化研究所 大阪南支部