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余市マイウイスキー作り

先日、ニッカウイスキーさんの企画する「余市マイウイスキーづくり」に当選したので、余市蒸留所まで行ってきました。
ウイスキー好きなら「知る人ぞ知る」このイベント。後で聞いたのですが今年の倍率は約10倍だったとか。今年は娘が10歳になりますので10年後に祝うためにもどうしても行きたかったのです。

行きは伊丹→羽田→新千歳→小樽→余市のルート。つまらないトラブルで若干遅刻しながらもなんとか無事到着。 

 

やさしい女性ガイドさんの笑顔が遅刻して申し訳ないと痛む心を癒してくれます。息を整えながら作業着に着替え、やっと他のみなさんと合流しました。

一緒に当選された18名の皆さんは南は岡山、北は道内から。
僕と同じように一人で参加されている方も何人かいらっしゃいました。

まずはウイスキーの製造工程の説明、竹鶴さんのビデオなどをスクリーンで
見せていただきます。
その後、工場見学開始。
まずはキルン塔の中に入らせてもらいます。実際にピートを燃やしていただき、
麦芽をスモークする場所まで案内してもらいました。体験用とはいえ、充分雰囲気がわかりちょい感動。


その後、粉砕機と発酵槽を見学。一番しぼり麦汁の試飲もさせてもらいました。
話には聞いていましたがホントに麦のジュースって感じの味わいなんですね。

そして蒸留所見学の華、「ポットスチル」。
世界でも稀有な「石炭直火」の石炭を実際にくべさせてもらいます。
こんな体験ができるのは世界でも余市のこの企画だけでしょうね~。

石炭をくべて一汗かいた後、今度は糖化釜の掃除です。
あえて少し残していただいた残りかすを20名で30分ほどかけて掃除します。
通常は作業員の方、一人で15分で済むそうで、、、

さて、喉が渇きました。汗だくの作業着から着替えてちょっと休憩
と思ったら次は原酒のブレンド体験。5種類の原酒を好きなように混ぜて
自分だけのモルトを作って飲みやがれ!という体験です

贅沢~。しかも原酒がなくなったら自由におかわりしてくださいなんて、、、。

作業後のすきっ腹にモルトのストレートが響きます。
この時点でだいぶ酔っぱらってしまいました。。。

残した原酒に後ろ髪をひかれながら、次はウイスキー博物館をじっくり見学。
一般の閉館時間後に貸切で説明をうけます。
そして、通常の博物館の見学後に旧竹鶴邸を見学するのですが、これが貴重でした。
一般の方の見学範囲のさらに奥、VIPコースなるものがあって、部屋の細部まで見学をさせてもらえます。竹鶴さんとリタさんの生活が目の前にまだあるかのような体験ができます。色々と思いをはせるとなんかじんわりと涙がでてきてしまいました。

 。。。、たっぷり見学した後はお待ちかね、懇親会です。
いやー、飲み食べました。竹鶴21年あんなに飲んだのは初めてです。

他にも余市10年のカスクもたっぷりいただきました。イクラ丼でかんぱーい。

工場長もきげんよく呑まれていて、お人のよさがうかがえました。

その後は提携ホテルに送っていただき、室蘭からのメンバーお二人と部屋で二次会~!いただいた2本目の竹鶴21年を3人で回し飲み!
 

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