Glenmorangie Newsletter Vol.2‐1
グレンモーレンジィを語る上で外すことのできないデザイナーズカスク。
そのこだわりと効果とは?
蒸留・製造責任者であるビル・ラムズデン博士に聞きました。
そもそもどうしてビルは「博士」と呼ばれているのでしょうか?それは、彼が生物学の博士号を取得している本物の「博士」だからにほかなりません。実は彼のバイオロジーに関する知識や研究心旺盛な性格は、グレンモーレンジィの味わいにも大きな影響を与えています。
事実、グレンモーレンジィは商品に関する調査・研究に非常に熱心です。「このウイスキーにはどのような種類のアロマが含まれているのか?」といった素朴な疑問も、科学的な調査を実施して検証しています(この調査によりグレンモーレンジィ全ラインナップ合計で、140種類以上ものアロマを含有していることが判明しました!)。今回は、そんな彼の研究熱心な姿勢が生んだ素晴らしいシングルモルトを
ご紹介致します。
研究熱心で有名なビル博士ですが、樽の木材まで自分で選びに行っているというのは本当ですか?
ビル・ラムズデン博士(以下B):「はい、本当です。アメリカの山林に出向いて、自分で木を選んで樽を作りました。私はウイスキーのフレーバーの6割は樽によってもたらされると考えています。だから、最高のウイスキーを目指す上で樽の素材にこだわることは、私にとってごく自然なことなのです。」
素晴らしいですね。オークの森では、具体的にどのようなポイントをチェックしているのでしょうか?
B:「年輪を数えています…。この話をすると、嘘だろう!?と言われてしまうのですが、本当の話です。すごく退屈な作業に見えるかもしれませんが、非常に重要なことなのです。」
年輪ですか…どうしてそれが重要なのですか?
B:「年輪の部分と、年輪の間の部分とでは、木のキメ細かさが全然違うんです。年輪の部分は目がつまっていそうに見えて、実はそうじゃない。スカスカなんです。こういう部分を樽にふんだんに使うと、木とウイスキーが触れ合う面が増えるので、より樽のフレーバーを吸収できるのです。」
ということは、年輪のつまった木のほうが好ましいと?
B:「その通り。年輪というのは春の初めに木が『成長をはじめるぞ!』というサインなんです。その間隔が狭いということは、つまりその木の成長が遅いということを意味しています。そのため、なるべく北側の斜面の、日当たりが少ない林を選んで木材を探すようにしています。」
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