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ウィスキーと人との通訳

急に寒くなってカスクモノがうますぎる、そんな10月26日。
今日のお供はゴールデンカスクのマクダフ1984-2009、25年モノ。つい先日購入しましたが、コスパいいですねー。
シングルカスク、カスクストレングスで25年モノで6300円って破格すぎでしょw
味も悪くないですし、何より私の生まれ年というのがうれしいポイントです。

さて、いよいよ明日からウスケバ移行期間に入ります。ブロガーの皆様としては、ちょっとした秋休み感覚でしょうか。
色々な機能が追加されるようで、新しいウスケバを楽しみにしています。

ウスケバでブログをはじめて、だいたい7ヶ月。
色々なことがありましたし、色々な出会いがありました。
それはもうブログをやっていなければ出会えなかったことばかりで、本当に濃密な約200日を過ごさせてもらいました。
もうダイジェストで写真なんか適当に載せちゃったりします。

    

    

さて、この200日間、とことんウィスキーと付き合ってみて感じたことを書いてみます。

ウィスキーの世界は、知れば知るほど深く広く、底が見えない、
まるで世界に広がる海のように、まだ見ぬ神秘で満ちているように思えます。
私はまだ膝まで琥珀色の海に入っただけのようなモノですが、それでもこれだけの世界の広さ、深さに圧倒されるばかりです。

ウィスキーは語りかけてくる酒です。
それは本当に個性豊かに、ボトルごとに様々な言葉をグラスに注がれた瞬間から語りかけてきます。
その言葉に耳を傾ける。彼ら(彼女ら)はウィスキーですから人語は当然話せません。
ただ深く静かに、時に荒々しく、言葉(フレーバー)として誰にも平等に語りかけてきます。

その言葉を判ろうとするかしないかは、自由です。
ただ何も考えずに飲む、それも良いでしょう。
しかし私は、彼らのことをもっと知りたい、もっと語り合いたいと考えています。
彼らの言葉を理解し、そして古くからの友人に「やぁ、今日はどんな調子だい?」と語りかけるようにグラスを傾けたいのです。
テイスティングは、ある種、人とウィスキーを繋ぐ通訳のようなモノなのではないでしょうか。

これからも、私はウィスキーと人間の通訳をやっていきたいですね。
もちろんそのためには、私自身の語彙や知識、スキルを向上させることが必須なわけですが(笑)

なんだか最終回みたいなノリになってしまいましたが、10月29日以降も“深夜も営業中”は引き続き営業中です。
テイスティング以外においては、12月にイベントが出来ないかと、現在都内のフリースペースを探す等、誠意活動中です。

といいつつボウモアの記事に書きました一件により、毎日更新できるだけの活動は維持できないかもしれませんが、
本ブログをごひいきにしていただいている皆様、引き続きお付き合いいただけましたら幸いです。

旧ウスケバでの最後の更新、お相手は“深夜も営業中”のくりりんでした。

#その他雑記

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