GORDON&MACPHAIL
Connoissours Choice
ARDBEG 1974
Aged 23 years
700ml 40%
Distilled 1974
Bottled 1997
オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆
香り:フレッシュで燻し系のスモークチーズ、新鮮な牡蠣、塩、クリーミー。
穏やかな香り立ちで、若干の柑橘系のニュアンスもある。この穏やかさの中でそれなりにフレーバーを感じることが出来るのは、それだけフレーバーの線が太いのだろう。
味:やわらかいピート感、墨汁やタールのようなニュアンスから、やや乳酸系で、パイナップルジュースの甘酸っぱさが出てくる。
スパイスは無く、40度らしくスムーズでやわらかいが、そこからしっかりとしたピート感が再び出てくる。
鼻抜け、余韻はタール系のピート香、口の奥にビター感。スーパーノヴァのような強いものではないが、上品でしっかり、ピートも実によく抜ける。
コメント:キャンベルタウンロッホにて。閉鎖前のアードベック、フロアモルティング実施時代。
飲んだのは今年の6月頃、結構前なのでさすがにモノが残っているかは微妙ですが・・・
乳酸感にパイナップル、度数ゆえにジュースっぽかったですが、70年代のアードベックを感じるには、十分すぎる一本でした。
GMCCのアードベックとえいば、少し苦い記憶
そう、ウィスキーは好きでもオフィシャルを少々たしなむ程度だった、2年ほど前のこと。
たまたま入った飲み屋の奥に、なぜか別途バーカウンターが設けられており、そこにはそれなりに古いウィスキーがいくつかありました。
何も知らないくりりんさん、しかし得意げに「アイラでなんか面白いの無いですか」と注文、マスターがなんとも言えない表情で取り出してくれたのが、確かGMCCアードベック1978でした。
今なら「おっ!?」と思うようなボトルですが、当時はアードベックの閉鎖どうこうの知識もない子です、「ウーン、なんか見栄えしないけど、それで」
とかなんとか言っちゃって注文した記憶があります。
すごくバチあたりですね、ハイ。
結果、味も、香りも、まったく覚えていません・・・
で、価格はというと、すごく良心的だった記憶はあるんですよね、ショットで1000円チョットくらいだったのです。
あぁ、ヘビーピートの後味くらいビターな記憶です。
ちなみに、ある程度認識できるようになった最近、再びその店を訪れると、既にボトルしか残っていませんでした。
思い出の余韻は、より苦さを増したところで終結となりました。
ちゃんちゃん
~~ 余談 ~~
8月10日、9万アクセス越えました。
記事の内容でウスケバオフ関連があることもありますが、
ここ最近非常に多くの方にアクセスしていただいております。
本当にありがとうございます。
引き続きがんばらせていただきますので、よろしくお願いいたします。
#アードベック