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余市10年


ニッカ シングルモルト余市10年
45度 700ml(ミニボトルは180ml)

価格:3500円~4000円

オススメ度
☆☆☆☆☆☆

香り:香ばしく、トースティー、ナッツ、石炭、燃える炎を連想させる香りだが、
華やかさ、ややクリーンでフルーツもある。アルコールは感じない。胸がすくような、
やさしさと懐かしさのある香りでもある。

味:パワフルな香ばしさ、麦芽、ナッツ、甘酸っぱいフルーツ、奥に少量のヨードと潮っぽさ、
ミディアムボディでしっかりした飲み応えだ。後味はスモーキーでドライだが、口当たりは全体をとおして滑らか。

どちらかというと玄人好みの味であるが、非常に秀逸、コスパも高い。
それぞれのフレーバーが口の中で活発に生き生きと仕事をする。
シェリー感の強い12年や15年のほうが好みな人もいるだろうが、自分は10年のほうが好み。

今更紹介の必要も無いのでエピソード等は割愛するが、日本のウィスキーの父、竹鶴正孝が作り出し、
世界にその名を知らしめるウィスキーの聖地余市がはぐくんだ、日本を代表する美酒。
日本のウィスキーを敬遠している人がいるならば、宮城峡(10年以上のモノ)とあわせて是非飲んでほしい一本でもある。

ボトル購入が比較的多い自分だが、懐と酒量の関係で同じボトルをリピート購入はしない・・・が、余市10年だけはここ2年で3本購入している。
それなのに、ちょうどテイスティングノート書き始めたときにストックが無く、今回はミニボトルを購入。
(今年は少し自宅のストックを減らそうと・・・無駄な決意と思いつつ、ボトル購入は控えようと思ってますw。)
このミニボトル、980円で買えるためBARでワンショット頼んだと思えば非常にお買い得だ。

#余市

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