クライスデール
ハイランドパーク11年(1989-2000)
DISTILLED MARCH 1989
BOTTLED AUGUST 2000
FROM SHERRY BUTT NO,10041
BOTTLE NO, 206/486
価格:5000円前後
オススメ度:☆☆☆☆
香り:ストレートではあまり香りがたたない、加水すると心を開いてくれる。
また、ある程度グラスでステイさせると硫黄と共に香りがたってくる。
アルコール、木、樽香が強い、醤油、こげた硫黄、シェリー。
味:ストロングなアタック、若いウィスキーということを口当たりから再認識させてくれる。
色は薄いがシェリーの甘酸っぱさ、生木のようなオークが強い、硫黄、スパイス。
余韻はビターチョコやシェリー香、奥からカカオ、硫黄でドライ。
加水するとアタックは多少弱くなるが、硫黄がその分強くなる。
色からするとリフィルシェリーカスクかと思ったが、硫黄がしっかりあってシェリー香もあることからフィノシェリーカスクかなと推測
ある意味ハイランドパークらしさはあるが価格とつりあうかは飲み手の感じ方しだい、カスク好きならあるいは・・・
しかし好んで選ぶボトルではないかなと感じつつも、たまに飲むとそれなりにうまいと感じる。(どちやねん
「クライスデール」とはグラスゴー近郊にかつて存在した蒸溜所名
で、1919年に閉鎖された蒸留所。蒸留所のオーナーがかつての人脈などを駆使してボトラーズとしてのみ動くことはよくあるようで
ここクライスデールも若いモルトを中心に(最近は長熟モノもだしているようだが)1990年~2000年にかけてマッカラン、ダルモア、レダイグ、ボウモアなどを販売していた。
ちなみに若いクライスデールのうち、ハイランドパーク、マッカラン、ボウモアは飲んだ・・・けど、
共通して言えるのは、背伸びしない、素直な若い原酒そのままの味ってところかなー。
#ハイランドパーク