深夜も営業中は、“ボトル紹介→コメント→雑談”で、私的なネタなんかも織り交ぜていくスタイルでやらせてもらっていますが。
今回は挨拶主体ですので、きゃず3さんの“とりブロ”のように、まず前置き、雑談から入らせていただきます。
2010年も残すところ後わずかとなってまいりました。
いったいどれほどの「2010年もありがとうございました」記事が投下されるのでしょうか。
天邪鬼な私は、その流れに沿っていくことを良しとしない部分もあるのですが、
26歳、私ももういいオトナです。むやみやたらと反発していた、中2病的な思考とはそろそろおさらばしなくてはいけません。
そう、ウィスキーが似合う良いオトナとして、紳士的に2010年の感謝を述べつつ、2011年の挨拶をするべきでしょう。
重要なことなので3度目となりますが、私はオトナです。
20歳を超えた、悲しいかな四捨五入すると三十路になってしまう大人なんです。
今日の買出しで日本酒を買ったところ、“年齢確認”されましたが。
・・・
いいオトナへの道のりはまだ遠いようです。
さて、本年お付き合いいただきました皆様、ブログをご覧になっていただいた皆様、本当にありがとうございました。
特にBARや酒販関係の皆様や、イベント等で直接関わりのあった皆様におかれましては、お調子者な私にお付き合いいただいて感謝の極みです。
ブログを始めたのが3月28日、そこからというもの、濃密な1年を過ごすことが出来ました。
モルトの輪、人とのつながりが広がり、イベントにもいっぱい参加(主たるイベントだけでなく、北は福島、西は大阪までイベントで行ってしまいました)させていただきました。いやもう、本当に楽しかったです。
2011年は1月にMHDのイベント、2月にウィスキーマガジンライブ、そして第3回87Malt Nightも開催されます。
私事としては3月は第3回ウスケバ関東オフ会を、4月か5月には今まで関西だけだったウスケバ花見を、関東で開催したいところです。
前置きが長くなってしまいましたが、来年も今年に引き続き肝臓と体が元気である限り、飲み続けていこうと思いますので、皆様よろしくお願いいたします。
また、今年最後のモルトは、6月に阪急で量り売りされていたSMSロングモーンのShizuku moreです。
ウスケバ関係者であるW様とは、ブログ開始後はここではじめてお会いすることとなりました。
最後となりましたが、ウスケバ関係者の皆様、来年もお世話になります。引き続きよろしくお願いいたします。
SCOTCH MALTS SALES
Shizuku more
LONGMORN
(ロングモーン1976 シズクモア)
Aged 33 Years
100ml 52.9%
Distilled: 1976
Bottled: 2010
オススメ度(7)
☆☆☆☆☆☆☆
香り:甘栗や熟したバナナ、パイナップルや黄桃を思わせる酸味、長熟ロングモーンらしい旨さを感じさせるフレーバー。
徐々にバーボンのような植物系のクセ、焼いたチーズ、加水すると甘栗のほかにホワイトチョコレートや白桃のような香りも感じられる。
味:甘酸っぱさ、皮付きのフルーツ、少し焦げたようなフレーバーも。
中間は舌に程よい粘性が感じられて、カラメルで煮た林檎、ビターチョコ、のような濃厚なフレーバーが感じられる。
スパイスはほとんど無く、舌を少し刺激する程度、度数からすればなめらかな舌触り。
余韻は中間の甘さから、ビターでアーモンドの皮、口奥にフレーバーの塊が停滞するイメージで長く続く。
コメント:都筑阪急の量り売りにて。樽だしのSMSロングモーン1976。樽だしといっても中はコーティングされているので、熟成が進まないそうですが、
別な酒販さんに聞いたところ、実は樽の内部のとあるところがコーティングされておらず、じわじわと熟成が進んでいくのだそうです。
モノとしては、加水してもフレーバーは崩れない、厚い酒質にロングモーンらしい旨さがあって美味しいです。
個人的にはもうひとつフルーツ系のフレーバーがあれば・・・というところですが、それはさておき質の高いロングモーンだと思います。
量り売りで手軽に長熟ロングモーンが味わえるのは素晴らしいですね。
こういった手軽に質の高いウィスキーを味わえる取り組みを、もっと続けていってほしいところです。
#ロングモーン