重さがあり飲み応えのあるバーボンカスクのファークラスでした。
グレンファークラス GLENFARCLAS(RED BARON OF SPEYSIDE) 1971-2012 40yo GLEN FAHRN AIRLINE 51.7%
one of 139 bottles, Bourbon Cask
香りは華やかでエステリー、アプリコットジャム、チョコレートがけのオレンジ、バタースコッチ、樹液っぽい強いウッディネス、ココナッツ、リッチ、飲むと刺激的ではないが力強いアタック、オレンジマーマレードや蜂蜜のコクのある甘味、引き締めるオークの渋味、少し松ヤニとオイル、暖かく重さがあり厚いボディ,余韻も長い。
【Good/Very Good】
ドイツのGLEN FAHRNからボトリングされた“RED BARON OF SPEYSIDE”表記の1971,40年熟成。
中身はグレンファークラスです。
ドイツ系ボトラーの選んだ長熟ボトルだけあって,香りの最初から華やかなエステリーさが感じられ,また濃厚なジャムっぽさもあるフルーツ感やバタースコッチのような重たい麦感やオイル,そして樹液っぽいウッディネスも強めに感じられました。
飲んでも度数が保たれているだけあってパワフルな味わいで,コクもある濃厚な甘味と香り同様に強いウッディネスやオイル,全体に重たさを感じるフルボディなモルトでした。
飲み応えが非常にあり,リッチで美味しいのですが,個人的にはやや重さに飲み疲れするタイプでもありました。あくまで個人的な好みですが,良い樽なのに長く寝かせすぎた感じがします。
#グレンファークラス (GLENFARCLAS)