ずいぶん天使に飲まれてしまった(?)ようですが,飲み残しはなかなかの美味しさでした。
ロングモーン LONGMORN 1989 24yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY "7.104" 52.6%
one of 200 bottles, 2nd fill Sherry Butt
香りはリッチで良いシェリー、パイナップル、熟したアプリコット、バタースコッチ、キャラメリゼしたナッツ、オイル、リッチ、飲むと滑らかな口当たり、やや粘性もあり噛みごたえのあるテクスチャー、プラムジャムやキャラメリゼしたナッツ、濃いめの甘味、バターなどのオイルと雑穀感、やや引っ掛かるエグ味もあるがリッチで長い余韻。
【Good/Very Good】
SMWSから7番=ロングモーンの1989,24年熟成のニューリリースです。
(※SMWSの蒸留所コード一覧はこちら)
シェリーバットの24年熟成で200本というとずいぶんたくさん天使に分け前を持って行かれたように思いますが,樽の破損などで流出した可能性もありそうですね。
ソサエティですからさすがに他とシェアということは無いと思いますしね。
香りには良いシェリー感があり,パイナップルや熟したアプリコットなどの濃いフルーツ,そしてバタースコッチやキャラメリゼしたナッツなど全体的に重くて甘そうな要素が充実していました。
飲んでみるとやや粘性もあり濃縮感があり,香り同様のニュアンスと期待通りの濃い甘味がありました。ちょっとエグ味が強めに感じられたのが飲み心地を悪くしているようにも感じましたが,そのぶん濃厚で厚いボディも感じました。
多少の引っ掛かりはありましたが,総合的には濃厚なフルーツやシェリー感,そして濃い甘味を堪能できるリッチでボディの厚いボトルだと思いました。
#ロングモーン (LONGMORN)