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アードベッグ 1974-1997 23年 シグナトリー #670, 671, 673, 675

こういうスペックのボトルって最近見ない気がします。

 

アードベッグ ARDBEG 1974-1997 23yo SIGNATORY VINTAGE 43%
#670, 671, 673, 675
one of 910 bottles

しっとりしたピートとヨーグルト、土と塩素、少し枯草のような植物感、複雑さはあまりないが加水らしいやわらかな甘味は心地良い。

【Good/Very Good】

まさに70年代アードベッグの加水ボトルらしい、期待通りの味わいでした。

さてこのボトル、シグナトリーからのリリースですが、23年熟成の4樽のヴァッティング、しかも加水で910本のリリースです。
若いものではなく、そこそこ熟成を経た樽を使ったヴァッティングで加水もされています。樽番号が近いので、違った個性のものを混ぜて味を高めたヴァッティングというよりは、似たような樽をまとめて出したという感じでしょうか。
ボトラーズのものでこういうヴァッティング加水ボトルって昔のものにはたまにあったのですが、最近は若いもの以外だとGMくらいしか見ない気がします。
ボトラーとしては、シングルカスクやカスクストレングスのほうが売りやすいのでしょうかね。

 

#アードベッグ (ARDBEG)

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