リベットでも蒸留所訪問者にこういうことをやっていたんですね。
グレンリベット GLENLIVET 18yo OB Hand-Filled At The Distillery #2 56.8%
バニラ、蜂蜜、強い麦、草っぽさ、オーク、焼きリンゴ、最初は全体に輪郭が緩い印象、飲むと若さも感じる強い味、コクあり、蜂蜜とハイプルーフらしい甘さ、麦感強い、荒々しくスパイシーでキレあり。
【Good/Very Good】
グレンリベット蒸留所で手詰めできるハンドフィルドと銘打たれたボトルで、有楽町の系列店のスタッフがつい最近詰めてきてくださった18年熟成のものです。
この手のいわゆるヴァリンチと言われるボトルにしては、ヴィンテージや樽の表記が無いのがちょっと残念な気もしましたが、大規模蒸留所でこういう(小規模であまり儲からなそうな)企画をやってくれるだけでも嬉しいですね。
リベットのヴァリンチの存在は今まで知りませんでしたが、最近始まったものなのでしょうか?
18年熟成ですがなかなかのハイプルーフで、荒々しさも残る強い味でした。
バレルにしては熟成が遅い印象を持ったので、リフィルのバーボンホグスでしょうか。
ガツンとくる飲み応えがあり、同じカスクストレングスで短熟なナデューラのほうが洗練されたイメージでした。
力強く飲み応えのあるグレンリベットでした。
そういえば、グレンリベット・アルファのスペックが発表になりましたね。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=188824277945055&set=a.138691996291617.28634.128145494012934&type=1&theater
ファーストフィル・バーボン樽とファーストフィル・スコッチのアメリカン・ホワイト・オーク樽のブレンドとのこと。
ファーストフィル・スコッチ樽というのは聞き慣れないですが、シェリーやバーボンではなく、スコッチウイスキーの熟成に使われた新樽ということでした。スコッチが入ってた樽に入れたのにファーストフィルっていうのもなんか腑に落ちませんが(笑)、ニューウッドのセカンドフィルという感じなんでしょうかね。
自分の予想は以前に記事にしましたが、
「バーボンバレルやバーボンホグスヘッドがメイン、もしくは生の木のニュアンスからニューウッドで作った樽やその後熟の可能性もあるかな」
と書いているので、なかなか良い線だった気がして満足していました。(笑)
そういえば、熟成年数の公開が無かったのは残念でしたが、公開されなかったということは、きっと18年程度という私の予想よりかなり若いのではないかと思います。
こんな企画、またやってほしいですね。
#グレンリベット (GLENLIVET) #考えたこと