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ニューリリース:スプリングバンク 1995-2015 19年 「WHISKY LIVE TOKYO 2015」向け

しっかりめのシェリーの効いたバンク。寝かせても美味しそうです。

スプリングバンク SPRINGBANK 1995-2015 19yo OB for WHISKY LIVE TOKYO 2015 SPRINGBANK 1995-2015 19yo OB for WHISKY LIVE TOKYO 2015

スプリングバンク SPRINGBANK 1995-2015 19yo OB for WHISKY LIVE TOKYO 2015 55.9%
one of 390 bottles, REFILL SHERRY CASK

香りはしっかりシェリー、ビターチョコレートがけのオレンジ、ベリージャム、デーツなどのドライフルーツ、アルマニャックのようなブドウ感、クローブとシナモン、デニッシュの麦感とピート。
飲むとパワフルなアタック、芳醇に広がる、香り同様の濃縮感のあるシェリー系のフルーツ、ハーブ、少しミーティでリッチ、濃い甘味、引き締める渋味、淡くミネラル、ピートもある余韻は長め。

【Good/Very Good】

今年の「WHISKY LIVE TOKYO 2015」向けにボトリングされた,スプリングバンク1995,19年熟成のシェリーカスクです。

香りはのっけからシェリー感が充実しており,ジャム感やドライフルーツなどシェリー系の多彩な成分がしっかりと感じられました。麦感もしっかりしており,90年代のスプリングバンクらしく,ややピートも強めに感じられました。

飲んでも香り同様にシェリー感がしっかりあり,香りの印象よりややミーティなニュアンスが強めでしたがサルファリーではなく,パワフルで甘味も濃く,渋味も丁度良く,キャンベルタウンらしいミネラル感があってやはりピートの主張もありました。

現時点でも美味しくいただけますが,このままおいておくとアタックが和らいで味にもさらに一体感が出ると同時に,より多彩な香味が出てくるのではないかと期待してしまうシェリーのバンクでした。

ただ,スペックに対して価格がどんどん高くなっており,このボトルも3万円弱と結構な値段です。
数年でずいぶん高騰したような印象を受けますが,オフィシャルのほぼ20年熟成のカスクストレングスということであれば,ある程度仕方ないのかなとも思います。
本来は,購入して自宅でじっくり寝かせておきたいボトルでした。

スプリングバンク SPRINGBANK 1995-2015 19yo OB for WHISKY LIVE TOKYO 2015
 

#スプリングバンク (SPRINGBANK)

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