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とにかくすごかった:スプリングバンク 1967-1978 10年 オフィシャル イタリア向け #3129

負けた感もありますが、すごいという言葉以上にしっくりくる表現がありませんでした。

 

スプリングバンク SPRINGBANK 1967-1978 10yo OB full proof #3129 59%
イタリア向け

非常に太くて厚い酒。
シェリー感は想像したようなブドウ感が前面にでた高貴なタイプではなく、黒糖やカラメルが強いタイプ。
厚い麦感がどっしりと主張。かなり濃厚で重層的なため時間をかけて飲んでも紐解いていくのが大変。すごい。

【Very Good/Excellent】

有楽町で飲んだ後に、みんな具体的な感想を言えず「すごかった」と言っていたのが印象的でした。
私は1杯を1時間くらいかけてゆっくりと飲みました。にもかかわらず、味わいが複雑で深すぎたため味わい尽くせた感じがしませんでした。 探すとどんどん構成するフレーバーが見つかるのですが、ある程度羅列はできても、特徴をとらえて短くまとめようと思うと非常に難しいボトルです。
結果「すごい」で決着。(笑)

飲んでいるときは完全にヴァッティングの味だと思っていましたが、驚くべきことにシングルカスクでした。ヴァッティングなら熟成の長いものが入っていることもありそうですが、そうではないということですからね・・・。
10年熟成でこの複雑さ、重厚さ、深さ、どういうメカニズムなのか説明してほしいです。

こういうボトルは、加水もしながらボトル1本を1年くらいかけて楽しみたいですねぇ。


 

#スプリングバンク (SPRINGBANK)

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