ヴィンテージ表記はありませんが,70年代アードベッグの個性が凝縮していました。
アードベッグ 21yo OB for THE ARDBEG COMMITTEE 56.3%
twelve hand selected casks
香りは強く塩素と金属感、クレゾール、レモングラス、バニラ、強いピート・スモーク、クール、良い麦感、飲むとやわらかな口当たりから力強く広がる、バニラ、レモン、やはり鋭く強いピート、塩素と金属感、炭、ドライ、甘味は強くない、淡くオークのタンニン、ややオイリーで長い余韻。
【Very Good】
アードベッグコミッティー向けのオフィシャル21年,カスクストレングスでボトリングされています。
ヴィンテージやボトリングの表記はありませんが,2000年代のボトリングで,70年代の複数ヴィンテージのヴァッティングのようです。
ややプレーンな樽で熟成したクールな70年代アードベッグという感じで,鋭い金属感や塩素,クレゾールなどの個性的なニュアンスがありました。
甘味は強すぎずドライで,口当たりのキツさは無いのにアイラモルトのカスクストレングスらしい力強さと長い余韻がありました。
まさに70年代アードベッグの個性が全面に出たボトルでした。
このボトルは,江古田のKEITHさんでいただきました。
#アードベッグ (ARDBEG)