リオハフィニッシュの効果が不明ですが,素晴らしくフルーティなラフでした。
ラフロイグ LAPHROAIG 1993-2005 12yo MURRAY MCDAVID 46%
one of 1200 bottles, bourbon casks/Rioja casks
香りは華やかで強い、凝縮したグレープフルーツの柑橘、強めのピート・スモーク、生ハムメロン、粉チーズ、飲むと凝縮して噛みごたえのあるテクスチャー、グレープフルーツ、粉チーズの旨み、ややねっとりした濃いめの甘味、ピート・スモークもしっかりだが一体感あり、長い余韻。
【Very Good】
マーレイマクダビッドが2005年にボトリングした加水のラフロイグ1993,12年熟成。
バーボンカスクの後,テンプラニーリョを使ったリオハワインで後熟したとの記載があります。
香りは華やかでフルーティ,まさにフルーティなラフロイグという凝縮したグレープフルーツや粉チーズ,生ハムメロンのニュアンスがあり,ピートも効いています。
飲んでも期待通りの粉っぽい凝縮感があり,噛み応えをしっかりと感じます。ねっとりとした濃い甘味もあり,フルーツとピートの一体感もあって,チーズのような旨みも濃い美味しいラフロイグでした。
ブラインドで飲んだら1980年前後のヴィンテージと言ってしまいそうな典型的なフルーティタイプのラフロイグで,90年代であればボトリングからそこそこ時間が経った1993と言われれば確かに納得できます。
カスクフィニッシュの効能が全く分かりませんでしたが,強いて言うなら他のボトラーから出てきたフルーティな1993ラフロイグと比べると,まったりとした甘味があったことに関係しているのかもしれません。
いずれにしても私の大好きなタイプのラフロイグでした。
#ラフロイグ (LAPHROAIG)