以前家飲みしたボトルのシスターカスクですが,やはり姉妹でした。
プルトニー PULTENEY 1977-2005 29yo DUNCAN TAYLOR PEERLESS COLLECTION #3076 58.6%
one of 204 bottles
香りは華やか、バニラクリーム、グレープフルーツやオレンジ、淡い桃、オイル、奥から麦感、飲むと粘性を感じる滑らかな口当たり、バタースコッチ、熟したオレンジ、淡い洋梨、バニラ、蜂蜜系の濃いめの甘味、しっかりと麦の旨味、ややオイリーで長い余韻。
【Good/Very Good】
ダンカンテイラーのピアレスコレクションからプルトニー1977,28年熟成でカスクナンバー3077です。
2012年に自宅で開けてテイスティングノートを公開した#3076の隣の樽ですね。
確かピアレスにはもうひとつくらい同ヴィンテージのシスターカスクがあったような気がします。
プルトニーらしいというよりピアレスらしいというべき華やかな香り立ちで,フルーツには柑橘系だけでなく桃っぽいニュアンスも淡く感じました。
オイルやクリーム,そして麦感も感じるあたりはプルトニーらしいというべきでしょうか。
飲んでみるとやはり香り同様にプルトニーらしい重厚さと熟成感を併せ持ったイメージでしたが,やはりハウススタイルが勝つのか,濃い甘味や麦の旨み,そして最後まで主張するオイリーさのほうが印象に残りました。
以前に家で飲んだシスターカスクと似たニュアンスも多かったですが,やや#3076の方がダンカンテイラー色が強めに出ていたかもしれません。
#プルトニー (PULTENEY)