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近年リリース:ボウモア 1994 19年 スコッチモルトウイスキーソサエティ“3.212”

フルーツもピートも十分で,優等生な1994ボウモアでした。

 

ボウモア BOWMORE 1994 19yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 3.212 55.7%
one of 534 bottles, REFILL SHERRY BUTT

香りはパッションフルーツ、グレープフルーツのわた、魚介ダシ、青のり、潮風、少し青草、ピートもしっかり、飲むと強い口当たりの刺激は無く広がる、パッションフルーツ、グレープフルーツ、粘性もある強めの甘味、オークの淡いタンニン、白胡椒のスパイス、強いピート、フルーツがピートを伴い長く残る。

【Good/Very Good】

SMWSから3番=ボウモアの1992,19年熟成です。
(※SMWSの蒸留所コード一覧はこちら

香りはのっけからボウモアでしかありえないトロピカルフルーツとグレープフルーツのわた,そしてアイラを感じる潮風や磯っぽいニュアンス,そしてピートがしっかりと主張してきます。
飲んでも香り同様に,ボウモアらしいフルーツとピートが十分に感じられました。
最近のSMWSらしく,リリース間もないにもかかわらずカスクストレングスにしてはキツくない口当たりで粘性も感じたのも印象に残りました。
また,オークのタンニンやスパイスもあり,厚みも感じて長めの余韻が楽しめました。

意外性こそありませんが,90年代ボウモアのカスクストレングスの美味しさが期待通りに楽しめる優秀なボトルでした。

 

#ボウモア (BOWMORE)

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