太く厚いグラッサでした。
グレングラッサ GLENGLASSAUGH 1973-2000 26yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 21.16 57.8%
香りは厚く無骨で力強い、旨そうな濃い麦、アプリコットジャム、強めのシナモン、バニラ、カスタード、煮詰めた紅茶、リッチ、飲むとじわじわと芳醇に広がる、アプリコットジャムの濃い甘味とコク、アップルパイ、濃い麦の旨味、強めのオーク、厚いボディ、リッチで長い余韻。
【Very Good】
SMWSからグレングラッサ1973,26年熟成。
香りの最初から無骨で太くパワフルな印象で,厚い麦を感じました。フルーツ感は濃縮アプリコットのようであり,紅茶や強いシナモンの主張も印象的でした。
飲んでも芳醇な広がりがあり,香り同様のアプリコットジャムを感じるコクのある甘味やシナモンの効いたアップルパイのようなニュアンスを感じました。やはり無骨な麦感が豊富で旨みがあり,ボディも厚く余韻も長かったです。
麦を感じる正統派のモルトウイスキーという感じですね。
グラッサの1973というと,信濃屋&キャンベルタウンロッホ向けのものが同ヴィンテージでしたが,そちらに感じたようなトロピカル感は今回感じませんでした。また,ハウススタイルと思われる草っぽさも言うほどしっかりとは感じませんでしたね。
以前から何度か書いてきましたが,本当にいろんな顔を見せてくれる蒸留所です。
#グレングラッサ (GLENGLASSAUGH)