最近評価急上昇のBEIJA FLORの詰めたキルホーマン,これも良いチョイスでした。
キルホーマン KILCHOMAN 2007-2013 5yo OB #453/2007 58%
Sherry Cask
香りは良いシェリーと旨そうな麦感、そして強いピートがそれぞれしっかり主張、カラメル、黒糖、プルーン、魚介ダシ、強いスモーク、未熟感を伴う根菜や豆、飲むとねっとりした濃厚な口当たり、カラメル、オレンジマーマレードの濃い甘味、コクあり、魚介ダシと麦の旨味が濃厚、強いスモークのある強いピート感、フルボディではないがパワフルで長い余韻。
【Good/Very Good】
素晴しいアランやドロナックを詰めていて最近私の周りで評価が高まっているイタリアのBAIJA FLORがボトリングしたオフィシャルのキルホーマン2007,シェリーカスクで5年熟成です。
さすがに若いということもあり若干の未熟感はありますが,良いシェリー樽由来の要素と若々しく旨みの濃い麦感,そしてアイラのカスクストレングスらしい強いピート由来の要素が,香りにおいても味わいにおいてもそれぞれ強く主張してきます。
現時点でも結構美味しいシェリーの若いアイラモルトなのですが,まだそれぞれの要素が声高に主張してくる一方で一体感がありません。
瓶内変化には期待できそうで,三位一体に近づいたものをまた飲んでみたいです。
#キルホーマン (KILCHOMAN)