モーレンジにフィノカスクフィニッシュなんてあったんですね。
グレンモーレンジ GLENMORANGIE 13yo OB Fino Sherry Wood Finish 43%
ナッツ、白ワイン、ほのかに青りんごとバニラ、ライ麦パン、甘さはややまったりしているが全体にやさしく繊細な味わい、バランス良好、透明感あり。
【Good/Very Good】
フィノシェリーバットでフィニッシュしたグレンモーレンジ。もちろんオフィシャルボトルです。このボトルはアメリカ向けで、私は存在も知りませんでした。
アメリカンホワイトオークのバレルで13年熟成した後、1996年にフィノシェリー樽に移し替えて後熟していますが、後熟の期間は書いてありません。
ボトルにも”Perhaps one of the most delicate expressions of GLENMORANGIE ever produced.”と書いてありますが、その通り非常にデリケートで繊細な味わいです。
香りにも味わいにもフィノシェリーのニュアンスが感じられ、不思議ですがモーレンジらしいバーボン樽のバニラっぽさはそれほど強く感じません。ややキレや透明感もあり、麦感とも繊細にバランスされている中、甘味だけがややまったりとした印象でした。
結構美味しいボトルで、もともとライトで繊細と言われるモーレンジの酒質にフィノは合っているのかもしれません。
#グレンモーレンジ (GLENMORANGIE)