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ニューリリース:ボウモア 2002 12年 ウイスキーエージェンシー“モルセック&メデューサ”

さすがエージェンシーと思った良い短熟ボウモアです。

 

ボウモア BOWMORE 2002-2014 12yo THE WHISKY AGENCY“Mollusc & Medusa”53.2%
one of 348 bottles, REFILL HOGSHEAD

香りは華やか、パッションフルーツ系のトロピカルフルーツ、グループフルーツ、バニラ、潮とスモーク優位のピートしっかり、飲むと滑らかな口当たりから広がる、香り同様のパッションフルーツ系のトロピカルフルーツ、バニラ、濃いめの甘味、良いオーク、フルーティでやや強めのピートのある長い余韻。

【Good/Very Good】

ウイスキーエージェンシーからの最新の海洋生物のシリーズからボウモア2002,12年熟成です。

ボウモアの2000年以降の蒸留のものには,紙っぽさととってつけたようなトロピカル感があるものがしばしばあるためつい構えてしまうのですが,このボトルはそういう引っ掛かりの無いものでした。
ボウモアらしいパッションフルーツ系のトロピカル感フルーツやグレープフルーツ,そしてアイラらしい潮やピートもしっかりと感じられる良ボトルで,恐らくバーボンホグス由来と思われるバニラやオークも味を深める程度の主張に留まっているのもまた良かったです。

そういえば,エージェンシーのボウモアは2000年以降の蒸留でも紙っぽさを感じない好きなタイプのものが多い気がします。
カーステンさんも紙っぽいのがお嫌いなんでしょうか。

 

#ボウモア (BOWMORE)

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