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ベンリアック1976 35年 オフィシャル KINKO向け 3rdリリース

話題のボトルでしたがさすがでした。

 

ベンアック BENRIACH 1976-2012 35yo OB for KINKO 3rd release #3030 47.4%
one of 193 bottles, hogshead

香りはのっけから華やかな香り立ち、熟した桃、パイナップルなどのトロピカル要素、グレープフルーツ、クリーミー、しっかりめのウッディネス、なかなかの陶酔感、飲むと香り以上にトロピカル感がしっかり、小児用のシロップ薬のようなケミカルさも伴う、熟した桃、オークのウッディネスがやや強め、渋味はきつくない、わりとボディも感じる。

【Very Good】

九州のKINKOさんが詰めたベンリアックのオフィシャル1976、最後の3rdリリースが最近発売になりました。
30000円以上のボトルですが、ネット販売で瞬殺だったようですね。完全に乗り遅れました。高額ボトルですが、1976のオフィシャルからのリリースがすごい値段になっていることを考えると、KINKOさんもかなり良心的な価格で販売されたようです。
そもそも最初から3樽買っていたという話ですし、相当な先見の明だと思います。

さて、内容ですが、わりとボディのある酒を好む私としては、これまでよりちょっと度数の高いこの3rdリリースは一番好きかもしれません。
このあたりの1976ホグスヘッドには、非常に陶酔感のあるフルーツがしっかりと感じられる代わりに、やや飲み応えに乏しい印象を持っていました。
今回のものはまさに1976ベンリアックというフルーツ感もしっかりと感じられつつも、ある程度ボディも感じられ、とても美味しくいただきました。
ちょっとウッディネスは強めですが嫌味とは思わず、それがボディを厚くしているようにも感じられました。

強めのウッディネスとやや厚めのボディを持った1976フルーティホグスヘッド、という感じですかね。
最後に良い樽を持ってきましたね!

 

#ベンリアック (BENRIACH)

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