若々しいのに意外に飲めてしまうファークラスでした。
グレンファークラス GLENFACLAS 2006-2014 OB for Milano Whisky Festival #749,750 49.5%
one of 738 bottles
香りは若く強い麦感、旨そうなパン、熟したプラム、ナッツ、カスタードクリーム、少しニューポッティな根菜、飲むと最初のアタックはさほどでもなくじわじわと刺激、プラム、オレンジ、噛みごたえのある麦の旨味がしっかり、ほど良い甘味、オーク、長めの余韻。
【Good】
ミラノウイスキーフェスティバル向けのグレンファークラス2006,オフィシャルボトル。
2014年ボトリングなのでおよそ8年程度の短熟で,隣樽2つのヴァッティングです。
イタリアというと短熟のグレングラントをたくさん消費している国というイメージですが,この短熟リリースもその辺と関係しているのでしょうか。
さすがに若い樽で,バリシェリーというわけでもないので強くマスクされる要素が無くわずかにニューポッティな感じもありますが,意外と刺々しさは無く,強い麦感には美味しいパンを食べているような旨味がありました。
プラムっぽいフルーツ感も含んだ穏やかなシェリー感が全体を覆っており,思いのほか仕上がった美味しさでした。
#グレンファークラス (GLENFARCLAS)