熟成感とらしさを感じるタリバーディンでした。
タリバーディン TULLIBARDINE 20yo OB 43%
香りはアプリコットジャム、樹液、蜂蜜、シナモン、少しオイルと仁丹、リッチ、飲むとなめらかな口当たり、パイナップルや熟したアプリコット、粘性のあるテクスチャー、濃いめの甘味と良い酸味、わずかに紙っぽさ、リッチな余韻。
【Good/Very Good】
現行品のタリバーディン20年,オフィシャルボトルです。
香りからは熟成感のあるジャム感や樹液,そしてタリバーディンにしばしば感じる仁丹っぽさもありました。
飲んでみるとパイナップルなどのトロピカル要素とそれに伴う紙っぽさもわずかに感じられたものの,全体としては濃厚フルーツと濃い甘味が主で,それが粘性を伴って長く残るタイプでした。
タリバーディンはローランド寄りの蒸留所ですが,ちょっとリトルミルやロッホローモンドあたりと共通の私の苦手要素を感じるボトルが散見されるイメージで,これもそういう面がありましたが,それを補って余りある濃いフルーツ感や甘酸っぱさがあり,リッチで良かったです。
#タリバーディン (TULLIBARDINE)