モルト仲間のnaoskprsさんから,ブラインドサンプルが届きました。
ありがたく挑戦させていただきました。
(以下はブラインドでテイスティングした内容です。)
・プチSBT from naoskprsさん
香りは凝縮したフレッシュシトラス,粉チーズ,抹茶,フレッシュな植物感や生ハムメロン,爽やかな白い花,軽やかさを伴うが強いピート,スモーク,鋭いアルコール感もあり若々しい麦感も強め。
飲むとじわじわと刺激,粉っぽく凝縮したテクスチャー,フレッシュシトラスと強いピート,やや若い麦感と植物感,シロップの甘味とシトラスの酸味,強くブリニー,フルーティだが炭っぽいピートが優位の余韻。
【Good/Very Good】
やや未熟感はありますが,凝縮して粉っぽさも感じるような柑橘系フルーティが非常に好ましいです。
このフルーツ感とピートはラフロイグを一番に考えます。
だとするとフルーツ感は1993に近いような凝縮感です。
ただ,麦感や植物感には若さを強めに感じ,アルコール感も残っており熟成は短そうです。
リフィルのバーボンホグスヘッドで10年程度の熟成と予想。
1990年代前半蒸留で2000年代前半くらいのボトリング,もしくは2000年前後の蒸留で最近ボトリングの特別にフルーティなものでしょうか。
どちらかというとボトリングからそれほど時間が経っていないような雰囲気があり後者ですかね。
あとは,最近こういう凝縮した柑橘系フルーティ,ブリニー&ピーティなスプリングバンクも散見されるのでそちらも考えました。
・予想
1、ラフロイグ
2、なし
3、スプリングバンク
あとはフルーツとピートからカリラも考えた。
以上のようなテイスティングと予想で回答メールをお送りしました。
正解は・・・、
LAPHROAIG 1993-2005 12yo The Single Malts of Scotland #2431 55.2%
Refill Bourbon Cask
スペシャリティドリンクス(TWE)のシングルモルツオブスコットランドのラフロイグ1993,12年熟成でした。
やはり1993らしいフルーティでしたね。
ただ,上記のとおり,1993っぽいフルーティでしたが短熟っぽく,だとするとボトリング後時間が経っているはずなのですが,それは感じませんでした。
でも実際はボトリング後9年が経過していました。
短熟ハイプルーフのアイラは,瓶熟感が出にくいのでしょうか。
まぁ,大好きなラフロイグを外さなくて良かったです。
樽のスペックも予想通りでしたし。
最近プチSBTではブラインドを外しまくっていたので,今回はホッとしました。
#ラフロイグ (LAPHROAIG) #SBT