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近年リリース:ハイランドパーク 1999 14年 THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY “4.200”

蒸留所のスタイルと強いバーボンバレルの影響を感じました。

 HIGHLAND PARK 1999 14yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY "4.200"

ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1999 14yo THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY "4.200" 58.1%
one of 161 bottles, First Fill Bourbon Barrel

香りは若々しい麦感が支配的、生のパン生地、シトラス、白い花、奥に鋭さを感じるピート、飲むとじわじわと刺激的になる、シトラス、淡いパイナップル、若く強い麦感、少し生木っぽさ、バニラ、オイル、シロップの甘味、強めのピート。

【Good】

SMWSから4番=ハイランドパークの1999,14年熟成です。
(※SMWSの蒸留所コード一覧はこちら

香りからも味わいからも,フレッシュな若々しさを感じ,特に麦感は強く生のパン生地のようでした。
ファーストフィルのバーボンバレル樽熟成ゆえに,14年でも樽成分は結構強めに出ており,ちょっと生木っぽさが引っかかる部分はありましたが,香り同様のシトラスだけでなく少しパイナップルのようなニュアンスが感じられました。
味わいにおける後半から余韻に掛けては,香り以上にしっかりとピートを感じ,蒸留所の個性もしっかりとあるように思いました。

ファーストフィルバーボンバレルの個性とハイランドパークのハウススタイルが共に感じられる面白いボトルでした。
若々しいですが,きっとこれ以上熟成させると生木っぽさにエグ味が強く伴うようになるような気がしますので,きっとこれはこれで詰め時なんだと思います。
各成分の主張はありますがまとまりが無い印象なので,ボトリング後しばらくしてから改めて味わってみたいです。
 

#ハイランドパーク (HIGHLANDPARK)

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