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これまでのテイスティングノート9:ロングロウ 1987-2007 サマローリ “THE LAST BOTTLING”

 

ロングロウ LONGROW 1987-2007 SAMAROLI "THE LAST BOTTLING" 45%
one of 298bottles

・香り:
グレープフルーツ系の柑橘、パスタにかけるパルメザンチーズやブルーチーズ、生ハム、しっかりモルティ、塩コショウの効いたプレッツェル、しっとりしたピート感、乾いた草

・味わい:
加水らしいやわらかな口当たりから徐々にスパイシー、やはりフレッシュな柑橘とチーズ、結構ブリニー、瓜、後半はしっかりピートとスモーク、少し土っぽい、薄い蜂蜜のような甘味、全体にしっとりしている、ミディアムボディ

・余韻:
しっとりした甘味とピート感が残る

・加水:
少量なら崩れない。フレッシュな柑橘と瓜っぽさがアロマに強まる。
悪いニュアンスではなく、かすかに家畜小屋のようなニュアンスを感じる。

・総合:
加水で非常にやさしい味わいだが、1987サマローリらしい味と感じた。

・コメント
サマローリの1987ロングロウは結構いろいろ経験させていただいてますが、共通のニュアンスがかなりあるように思います。
自分のテイスティングノートを見てみると、フレッシュな柑橘、チーズ、生ハムやサラミ、このあたりが熟成年数に関わらず共通しているようです。安心して飲める美味しさです。

【Good/Very Good】

〈2011/4/6 whiskylinkで公開〉

2012/8/24  追記:
その後もサマローリのロングロウ1987をいただく機会は何度かありましたが、やはりロングロウらしさだけでなく、このサマローリが(安く)大量に買い付けたと言われるボトル達には共通のニュアンスがあると思います。
フラグメンツオブスコットランドというシリーズに1987ロングロウのほとんどニューポットのようなボトルがあるのですが、これにもすでに生ハムや瓜っぽさが感じられます。どうやら最初からあったフレーバーのようですね。

 

#ロングロウ (LONGROW)

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