台湾向け?のハイランドパーク,その味にびっくりしました。
ハイランドパーク HIGHLAND PARK 1976-2000 DUNCAN PIPER MILLENNIUM MALTS #2005 51.5%
香りは熟成感のあるエステリーで多彩なフルーツ、桃や洋梨、パイナップル、紅茶、土っぽさ、タールのあるピートスモークがかなり強い、しっとりした麦、飲むと柔らかな口当たりから徐々にじわじわと広がる、香り同様にフルーティでその甘味も感じる,そしてオイルを伴う強いピートがかなり強く,余韻にも長く残る。
【Very Good, Interesting】
DUNCAN PIPERという聞いたことの無いボトラーがミレニアム記念にボトリングしたハイランドパーク1976。
裏ラベルは漢字表記で,台湾向けのボトルのようですが詳細は不明です。
香りは長い熟成を感じるエステリーなフルーツ香が好印象で,麦感もあり,奥から強めのピートが主張してくるような感じです。
そして飲むと度数を感じない口当たりから香り同様にフルーツも感じられますが,香り以上に強いピートが押し寄せてくるように主張してきます。
フルーティはエステリーで繊細なのですが,ピートは迫力に溢れています。
ハイランドパークのピートは,しっかり感じられるものもしばしばありますが,そうはいっても構成成分のひとつであり迫力満点のピートという認識はありませんでした。
こんなアイラモルトのような迫力のあるピートを感じるハイランドパークは経験がありませんでした。
とても美味しく,かつ興味深くいただきました。
#ハイランドパーク (HIGHLANDPARK)