オフィシャルらしい完成形に近い表現を感じました。
ローズバンク ROSEBANK 1992-2014 21yo OB LIMITED EDITION 55.3%
one of 4530 bottles
香りは強くフローラル、熟したシトラス、青りんご、少し青いバナナや植物感、バニラクリーム、こなれた麦感がしっかりあって旨そう、生姜、優しくプレーンなオーク、クリアで綺麗、飲むとじわじわとスパイシー、爽やかなフローラル、熟した青りんご、バニラ、噛みごたえもある麦の旨味、強くない上品な甘味と心地良い酸味、輪郭のくっきりした繊細な味わい、透明感のある美しい余韻。
【Very Good】
最近リリースされた,ローズバンク1992,オフィシャル21年熟成です。
ローズバンクらしいフローラルを強く感じる香りの第一印象から,シトラスや青リンゴといった爽やかなフルーツが感じられ,旨そうにこなれた麦感も非常に好印象で,これらはフレッシュですが決して若々しい未熟感を伴っていません。
ディアジオの特別なリリースらしいプレーンな心地良いオーク感があり,また,非常に透明感を感じる綺麗な香りです。
飲むとハイプルーフらしいスパイシーさが広がり,香り同様にフレッシュで爽やかなフルーツが出てきます。噛み応えを感じるような麦の旨味もあり,甘味は強くなく,良い酸味もあってとても上品で美しい味わいです。
繊細で透明感があり,輪郭のくっきりとした味わいで,余韻の最後まで女性的で美しいモルトでした。
ローズバンクは最近ではボトラーズから出ても非常に高額で,まだオフィシャルのリリースがあることにも驚きですが,こんなハイレベルで蒸留所の個性も感じられるモルトが出てきたことにはもっと驚きです。
このボトルは,三越前のIANさんでいただきました。
#ローズバンク (ROSEBANK)