大地を感じるリベット1939
グレンリベット GLENLIVET 1939 GM 40%
bottled in 1970's??
ヒネとは違う枯れたようなかなりのオールド感、土っぽいピートや麦感、枯れたウイスキーに感じるかすかなパフューム、度数は落ちて味は抜けて水の様だが、土を強く感じるためか飲み応えというべき成分も感じられる。
【OKay/Good, Interesting】
ご存じGMのスミスのリベットですが、これは1939年蒸留。もちろん蒸留は戦前で、ボトリングからも恐らく40年は経っていそうです。
ここまで古いボトルになると、味はともかく飲めるだけで良い経験と満足感が得られてしまいますが、このボトルは意外と飲み応えも残っています。
液面低下はあまりなかったようですが、度数は低くなっており味は抜けて水っぽい感じにはなっています。ほぼ枯れたウイスキーです。
ただし、その中にしっとりした土やピートが感じられ、かつての太い酒質を感じさせるような痕跡が十分に残っています。
悠久の時を感じてノスタルジックな気分になってしまうボトルでした。
有楽町のマスター曰く、「大地を飲んでいるよう。」
素敵ですね。
#グレンリベット (GLENLIVET)