現行品の方向性そのままに、さらにリッチにしたようなボトルでした。
ラガヴーリン LAGAVULIN 16yo OB 43%
90年代流通
熟したオレンジ、アプリコットジャム、潮とヨードを伴う厚みのあるピート、オイリー、キャラメリゼしたナッツ、刺激は強くなく、舌にまとわり付くような粘性のあるテクスチャー、濃い甘味、ダシの旨味、香りも味わいもとても重厚でリッチ。
【Very Good】
90年代に流通していたという、ラガヴーリンのスタンダード16年。
パッと見では現行品と同じラベルですが、上のラベルのマークが王冠なのと、そのラベルの脇に「1816」「ISLAY」のプリントがあるのが違いのようです。
現行のラガヴーリンもとても美味しく、オフィシャル・ボトラーを問わずブレが少なく美味しいものが多いという印象ですが、このボトルも現行品と同じ方向を向いているようには思います。恐らく結構長い間、カスクマネジメントには大きな変更がないのではないかと思います。
ただし、今回のボトルはより厚みと濃縮感が感じられ、粘性もかなり強く感じます。全体的に濃厚で、よりリッチさが感じられました。
リッチでビッグ、まさにラガヴーリンというボトルでした。
#ラガヴーリン (LAGAVULIN)