スキャパもモデルチェンジしてから飲んでいませんでした。
スキャパ SCAPA 16yo OB 40%
香りは華やかで強い、青りんごキャンディ、フレッシュオレンジ、バニラ、白い花、奥に素朴な麦感、ややクリーミー、飲むと穏やかな口当たり、オレンジ、淡い蜂蜜、素朴な麦、やや濃いめの甘味、少しオークのエグ味もあるが味を深めてもいる。
【Good/Very Good】
原稿のオフィシャルスタンダード,スキャパ16年。
以前の黄土色っぽい素朴なラベルから,ちょっと華やかに変わったようです。熟成年数も14年から16年に延びていますね。
華やかで強いフルーティでフローラルな香り立ちで,最近のバーボンカスク主体のモルトに多い青リンゴキャンディと柑橘があわさったようなフルーツ感とバニラがしっかりと感じられます。
飲んでみると香りほど華やかさは感じず,柑橘とやや素朴な麦感が感じられました。
総合的には,以前と比べてラベル同様に中身もやや華やかになったような印象でした。
まぁラベル変更直後に急激に変わったのかどうかは不明ですが,2~3年前に飲んだ時の印象とは明らかに違っていましたね。
変化はありましたが,悪くなったわけでは無いと思います。
最近,現行スタンダードを何種類か飲みましたが,どこもバーボンバレルの1stフィルに近い樽に感じやすい華やかなニュアンスとやや生っぽいオークのニュアンスを共に感じることが多いように思いました。
やはりその辺の樽が一番安定して入手できてかつ熟成も早いということなんでしょうか。
ウイスキーの需要が伸びている今,樽も足りませんし,現行のスタンダードボトルはそっちにシフトしつつあるのかもしれません。
#スキャパ (SCAPA)