バンクでこの方向性の重厚さはあまり経験がありません。
スプリングバンク SPRINGBANK 1970-2004 34yo The Prestonfield #1631 51.2%
one of 157 bottles, Sherry Butt
香りはまず強いシェリー、しっとりした強いピートとどっしりした腐葉土、ベリージャムと煮詰まったアプリコットティー、魚介ダシ、磯っぽさ、飲むとベリージャムの甘さ、強いピートとスパイシー、魚介ダシ、重厚で長い余韻。
【Very Good】
プレストンフィールドのスプリングバンク1970、34年熟成。
第一印象は強いシェリー感なのですが、そのあと強く重いピートと腐葉土のようなアーシーさが感じられます。
ベリージャムなどシェリーのスプリングバンクに期待する成分もあるのですが、やはり味わいにおいてもピートと腐葉土、そして島モノっぽい魚介ダシの旨みが強く主張してきます。
重厚なスプリングバンクは数あれど、この方向性の重厚さを持つものは記憶にありません。
ロングロウと言われた方がまだ納得できるのですが、こんなヴィンテージのロングロウはありませんしね。。。
かなり美味しいのですが、珍しいタイプのスプリングバンクでした。
このボトルは、三越前のIANさんでいただきました。
#スプリングバンク (SPRINGBANK)