最初は相当荒々しかったはずです。
ローズバンク ROSEBANK 1985-1992 THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY "25.6" 56.5%
香りはほどよいシェリー、アプリコットやプラムのジャム、奥から梅酒、淡いミーティさもありリッチ。
飲むと滑らかな口当たりから芳醇に広がる。プラムジャムのコクのある甘味、ややもっさりしているがボディもあり余韻は長め。
【Good/Very Good】
スコッチモルトウイスキーソサエティから、25番=ローズバンクの1985蒸留、1992年ボトリングでおよそ7年の熟成です。
約7年の熟成と非常に短熟ですが、それにしては56.5%と度数はそこそこ下がっています。
記載はありませんがシェリーカスクの影響を強めに感じる香味で、少しもっさりしてもいましたがジャム系の甘味がありボディもありました。
経年変化によって今は滑らかな口当たりになっていますが、ボトリング当初は相当荒々しく、サルファリー要素もあったのではないかと想像します。
現在は芳醇で美味しく、ボトリング後の変化を考えながら飲むのも楽しいローズバンクでした。
#ローズバンク (ROSEBANK)