フレッシュフルーツが印象的なラフロイグでした。
ラフロイグ LAPHROAIG 1999-2018 19yo THREE RIVERS The LADY & The UNICORN #26 56.0%
one of 204 bottles, Hogshead
香りは華やか。レモンなど強い柑橘と強いスモーク、海藻っぽいヨードもしっかり、フレッシュなモルティ。
飲むと意外に刺々しさがなく舌に染み込んでくる。やはりフレッシュレモン系の柑橘の甘味と酸味、後半はフルーツを追いかけるように強い磯感とピート、余韻は長め。
【Good/Very Good】
スリーリーズさんの貴婦人と一角獣シリーズから、1999ヴィンテージで19年熟成の蒸留所記載の無いアイラモルトがリリースされました。
裏ラベルのイニシャルLのヒントから中身はラフロイグかラガヴーリンということになりますが、香味的にはまずラフロイグでしょうね。
それほど樽が効いているタイプではないためか、オフィシャルとは異なるフルーティ寄りの香味で、柑橘を中心としたフレッシュ系のフルーツ感を強く感じました。
ボトラーのラフロイグはヨードがあまり強くないものもありますが、まだフレッシュなためか磯っぽい海藻系のヨードも強めに感じられました。
恐らくこういう影響がそれほど強く出ない樽は、このままさらに熟成した場合には突き抜けたフルーツ感のあるボトラーらしいラフロイグになっていくのではないかと思います。
その過程を見たようで、そういう意味でも楽しめるボトルでした。
このボトルは、相模大野のオードヴィーさんでいただきました。
#ラフロイグ (LAPHROAIG)