こっちは濃縮フルーツ系の樽感がしっかりでした。
グレンアラヒー GLENALLACHIE 1990-2018 27yo OB 50TH ANNIVERSARY BOTTLING #2515 44.9%
one of 484 bottles
香りは麦感と樽感が同居。焼きたてのパンの強いモルティとプルーンやデーツなどの濃縮フルーツ。
飲むと口当たりは穏やかだがスパイシーになる。ドライフルーツとレーズンパンのような甘味と旨味、ビターチョコレートと少しナッツ、ハーブとウッディネスに伴う渋味のある余韻。
【Good/Very Good】
グレンアラヒーの蒸留所創業50周年記念ボトルの1本、1990ヴィンテージの27年熟成、#2515です。
色も濃く、シェリー系の香味がしっかりと出ているモルトで、ドライフルーツやジャムなどの濃縮フルーツのニュアンスがしっかりと感じられるのと同時に、焼き立てのパンのようなモルティさも強く感じられました。
飲んでも樽感と原酒のモルティさが同時に強く感じられ、レーズンパンのようでもありました。
熟成年数のわりにモルティさも強めに残っているのは、アウトターンから察するにバットなど大きな樽で熟成されたからでしょうか。
少し強引な味付けとも思えますが、強い甘味と渋味も感じられて強い香味のモルトでした。
時間経過とともに、樽感と麦芽の要素が一体化してくると、より美味しくなると思います。
#グレンアラヒー (GLENALLACHIE)