弾けるフルーツ感で良かったです。
ボウモア BOWMORE 1996-2018 22yo HUNTER LAING THE 20th ANNIVERSARY OF THE OLD MALT CASK SERIES #HL17091 50%
one of 288 bottles
香りはジューシーなライチや少し粉っぽく凝縮したグレープフルーツ、マスカット、心地良いモルティ、全体を優しく包むようなスモークと淡い磯感。
飲むと少し噛み応えのあるテクスチャー、グレープフルーツやパッションフルーツの粉末、少し桃や白ブドウ、ジューシーな甘味と酸味、塩気あり、後半スパイシー、少しオイルと強めのスモーク、フルーティな長めの余韻。
【Good/Very Good】
OMCが昨年リリースした20周年記念ボトル、これはボウモア1996の22年熟成です。
同じスペックの樽違いがもう1樽あり、そちらも飲んだのですが、今回のものは#HL17091でアウトターン288本のほうです。
香りにも味わいにも、90年代半ばまでのフルーティなボウモアらしい、パッションフルーツやライチなどのトロピカルフルーツや、白ブドウ、そして凝縮した柑橘のニュアンスなど突き抜けたフルーツ感がありました。
フルーツを邪魔しない範囲でピートの主張もそれなりにあり、まだ紙っぽさも伴ってこない時期ですし、ネガティブな要素のないフルーティなボウモアとしてかなりの完成度だと思いました。
90年代のボウモアには良いものが多く、これだけ美味しくてももうひとつ特徴が無いとレーティングではVGをつけにくいところなのですが、かなりVGに近いと思える仕上がりでした。
#ボウモア (BOWMORE)