ボトルにも中身にも品がありました。
スプリングバンク SPRINGBANK 17yo OB Wedgwood Decanter 43%
1980年代前半流通
香りは非常に華やか、フリーズドライのイチゴ、グレープフルーツや洋梨、爽やかなフローラルや若葉、陶酔感あり。
飲むと優しい口当たりから広がる。香り同様に華やか。凝縮感のあるフルーツとフローラル、心地良い甘味と酸味、追いかけるように塩気、余韻には淡いピートもあり非常に心地良い。
【Very Good】
80年代初期にリリースされたという、スプリングバンクのウェッジウッドデキャンタ、17年熟成のオフィシャルです。
逆算すると中身は60年代以前の蒸留ということになります。
同時期のオフィシャル10年もそうですが、非常に華やかで"モルトの香水"という言葉がしっくりくる香味です。
経年変化もあって優しくこなれており、多彩なフルーツ感にはフリーズドライのような凝縮感も伴っていました。
フルーティでフローラル、甘味と酸味のバランスには品があり、しっかりとスプリングバンクらしい塩気も感じられました。
デキャンタだけでなく、中身も優雅で素晴らしいモルトでした。
#スプリングバンク (SPRINGBANK)