過熟感のない素晴らしい長熟ロングモーンです。
ロングモーン LONGMORN 40yo GM Distillery Labels 46%
2000年代流通
香りは華やか、オレンジピールと淡い桃、さっぱりしたミント、藁と乾いた優しいモルティ。
飲むと強く陶酔感のあるフルーツ、パイナップルや桃やパッションフルーツの爽やかな果汁とミント、品のある甘味と酸味があり渋さはない。心地良い余韻。
【Very Good】
2000年代に流通した、GMのロングモーン40年、46%の蒸留所ラベルです。
熟成の非常に長いGMロングモーンというと、突き抜けてフルーティであるのと同時に過熟で苦みが強いシェリーカスクが多い印象がありますが、このボトルはシェリーカスク主体ではないヴァッティングの様で、樽感からくる引っ掛かりがほとんどありません。
熟成の長いモルト、特にロングモーン感じる陶酔感のある多彩なフルーツには爽やかさが残っており、ミントっぽさも強めに感じました。
渋味が無いこともあって上品な甘味と酸味が印象的で、非常に心地良い陶酔感を味わえました。
60年代蒸留のすっぴんのフルーツ感はこんな感じなのかなと思える素敵な1杯でした。
#ロングモーン (LONGMORN)